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11/15【デストロイヤーメモリアル】藤波がデストロイヤーさんに捧ぐ足4の字でヒロ料理

『ザ・デストロイヤー メモリアル・ナイト〜白覆面の魔王よ永遠に〜』東京・大田区総合体育館(2019年11月15日)
○藤波辰爾&秋山準&越中詩郎vs天山広吉&小島聡&ヒロ斉藤×

 藤波がデストロイヤーさんに捧ぐ足4の字固めでヒロを料理した。

 藤波は現役時代のデストロイヤーさんとの対戦こそ叶わなかったものの、プライベートでは話す機会があり、2015年にWWE殿堂入りセレモニー出席のために渡米した際に最後の会話を交わしていた。今大会の開催発表記者会見にも同席し、試合出場を志願。そこで、秋山&越中との豪華トリオで、新日本マットでnWo、TEAM2000として暴れ回った天山&小島&ヒロ組を迎え撃った。

 デストロイヤーさんとは全日本マットで関わりのあった越中と秋山が序盤から奮戦。越中はジャンピングヒップアタックを連発して場内を盛り上げる。秋山は小島&天山の連続モンゴリアンチョップやヒロのセントーンを食らってしまい、しばらく集中砲火を受けたものの、自力で反撃すると、越中がジャンピングヒップアタックを乱れ打って試合を立て直し、藤波が満を持してリングに飛び込んだ。

 藤波はドラゴンスクリューで天山をなぎ倒すと、試合権のあるヒロをドラゴンスリーパーで絞め上げる。慌ててテンコジがカットに飛び込むも、越中たちが分断すると、藤波は一気に足4の字固めでヒロから鮮やかにギブアップを奪い取った。

 試合前から狙っていたという足4の字固めで藤波がヒロを料理。天国のデストロイヤーさんに勝利を捧げた。試合後、「パートナーがあれだけから、全てお膳立てしてくれて。最後は自分から決めるだけ」と秋山&越中をねぎらった藤波は、最後の4の字固めについて「まあね、節目だからちょうど。デストロイヤーさんのね。ちょっとでも、安定感が足りないね」と反省。それでも「プライベートでは何度かお会いしたことありますけど、リング上ではとてもじゃないけども、全然足下にも及ばない選手だったんで。でも、こういう形で携われてよかったなと思いますよ」と感慨深げだった。

【試合後の藤波&秋山&越中】
――試合を振り返ると?

▼藤波「予想した通りでしょ。パートナーがあれだけから、全てお膳立てしてくれて。最後は自分から決めるだけ」

――宣言通りの4の字固めだった

▼藤波「まあね、節目だからちょうど。デストロイヤーさんのね。ちょっとでも、安定感が足りないね」

――越中選手は?

▼越中「3人のチームワークで今日はバッチリいい試合できました。秋山が頑張ってくれたんで」

――秋山選手は小島選手とやりあっていたが?

▼秋山「またチャンスがあれば」

――デストロイヤーさんへの思いは?

▼秋山「優しい人だったんでね。リング上では紳士じゃなくて悪魔、魔王。普段は紳士で」

▼越中「今日は天国で喜んでくれていると思います」

▼藤波「プライベートでは何度かお会いしたことありますけど、リング上ではとてもじゃないけども、全然足下にも及ばない選手だったんで。でも、こういう形で携われてよかったなと思いますよ」

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