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11/18【全日本】世界タッグ以来の再戦 ゼウス&崔がOne World返り討ちで2連勝「残り全勝」宣言

『2019世界最強タッグ決定リーグ戦』北海道・帯広市総合体育館(2019年11月18日)
「2019世界最強タッグ決定リーグ戦」公式戦 ○崔領二&ゼウスvsヨシタツ&ジョエル・レッドマン×

 ゼウス&崔が世界タッグ戦以来の再戦となったOne Worldを返り討ちにして2連勝。他チームとのタッグ力の差を強調したうえで「残り全勝」を宣言した。

 世界タッグ王者・ゼウス&崔はここまで1勝1敗。前夜の札幌大会でジェイク&野村を破って初白星を挙げたばかりだ。3戦目となったこの日の相手はヨシタツ&レッドマンのOne World。10・24後楽園の世界タッグ戦以来の再戦となった。

 ペースを握ったのはゼウス&崔。レッドマンに集中砲火を浴びせて試合を支配し、ヨシタツがフロントハイキック、ミドルキック、フィッシャーマンスープレックスで反撃に出ても、CBJをゼウスがスパインバスターで阻止して流れを渡さず。レッドマンをローンバトルに追い込むと、ダブルブレーンバスターを敢行。ゼウスがバイセップスエクスプロージョン、崔が赤川鉄橋を立て続けにぶち込んで3カウントを奪った。

 One Worldを連破したゼウス&崔が初戦黒星から一転して2連勝。勝ち点を4に伸ばした。「相手が万全のコンディションではないように見えた」と指摘したゼウスは、「今日は崔さんが凄く活躍してくれたんで、昨日の激戦のあとに今日は自分もちょうどコンディション整える試合になった」と余裕の勝利を強調した。

 次戦は11・23広島大会のヴァレッタ&吉田戦。崔は「個々の力は素晴らしい、みんな。新鮮なタッグもあれば、即席タッグももちろんあるけど、俺が見る限り、やっぱりタッグの試合じゃない」と二人をけん制するように言い切り、「俺らはチョップと蹴りで分野が分かれていて、息が合っていて、連係も全て頭に入ってるけど、他のチームみたら個々の力が強すぎて試合がチグハグ」と他チームとの差を強調。対照的にゼウスとのタッグは「このリーグ戦やるにしたがって、どんどん俺らのタッグは自信を深めてる」と日増しに手応えをつかんでいるようで、王者らしく「残り全勝でいきたいと思います」と宣言してみせた。一方、ヨシタツ&レッドマンは開幕2連敗で白星なし。続く3戦目は11・23広島大会でジョー&秋山と対戦する。

【試合後のゼウス&崔】
▼ゼウス「今日は相手が万全のコンディションではないように見えたから、自分らも正直、余裕残して勝つことができました。今日は崔さんが凄く活躍してくれたんで、昨日の激戦のあとに今日は自分もちょうどコンディション整える試合になったんじゃないかなと思います」

▼崔「リーグ戦始まった時から俺、言ってるけど、個々の力は素晴らしい、みんな。新鮮なタッグもあれば、即席タッグももちろんあるけど、俺が見る限り、やっぱりタッグの試合じゃない、みんな。俺らはチョップと蹴りで分野が分かれていて、息が合っていて、連係も全て頭に入ってるけど、他のチームみたら個々の力が強すぎて試合がチグハグ。そういうふうに感じるから。だから、どこと試合してもやっぱり試合に対するお客さんの目がよりいっそう俺らに期待値が高いこともわかるし。俺が思ってるだけかもわからないけど。だから、このリーグ戦やるにしたがって、どんどん俺らのタッグは自信を深めてる。凄いけど、シングルとタッグは違うから。シングル強い奴がタッグでも足し算でそのまま強くなっていくかって、そうじゃない。歴史もあるし、(頭を指しながら)ここのIQもあるし。いろんなもんがある。残り全勝でいきたいと思います」

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