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11/24【WWE】イオがウォーゲーム戦で逆転負けも『サバイバー・シリーズ』エリミネーション戦でアスカ&カイリと対決へ、ベイラーがNXT復帰戦でリドルに快勝

 『NXTテイクオーバー:ウォーゲームズ』が現地時間23日、イリノイ州シカゴのオールステート・アリーナで開催された。

 この日、史上初の女子ウォーゲームズ戦が行なわれた。チーム・ベイズラーとして出場した紫雷イオと元盟友で因縁のキャンディス・レラエ2人の対戦でスタートすると、激しい殴り合いからイオがキャンディスのトペ・スイシーダを迎撃。さらに619を2発放つとダブルニーやスプリングボード・ミサイルキックで圧倒した。その後も味方のビアンカ・ブレアやケイ・リー・レイ、リア・リプリーが加入して激しい攻防を展開すると、チーム・リプリーのダコタ・カイが突如、味方で盟友のディーガン・ノックスを襲撃。止めに入ったウィリアム・リーガルGMにも暴行を働いてダコタは退場となってしまう。最後にシェイナ・ベイズラーが登場し、チーム・ベイズラーが4対2で優勢となると、イオはケージ上からのムーンサルトをキャンディスに放つ大暴れ。しかし、チームキャプテンのシェイナとリアが激突すると、シェイナはリアのリップタイドをパイプ椅子上に決められて3カウント。数的有利になったにもかかわらず、チーム・ベイズラーがウォーゲームズ戦で逆転負けを喫した。

 『NXTテイクオーバー:ウォーゲームズ』終了後、未定となっていたサバイバー・シリーズの女子エリミネーション戦のチームNXTのメンバーが発表となった。チームキャプテンに任命されたリア・リプリーは紫雷イオ、ビアンカ・ブレア、トニー・ストーム、キャンディス・レラエをロウ、スマックダウンと対抗するチームメンバーに指名。ウォーゲームズで死闘を繰り広げた混成チームがその翌日に一枚岩で戦えるのか不安を残す中、イオはチーム・ロウとして出場する元盟友カイリ・セイン、アスカとブランドの威信をかけて対決することになる。3ブランド対抗5対5女子エリミネーション戦が行われるPPV大会『サバイバー・シリーズ』は日本時間11月25日にWWEネットワーク(日本語実況版あり)でライブ配信される。

 NXT復帰を果たしたフィン・ベイラーがマット・リドルと対戦した。序盤、ベイラーがドロップキックで攻め込むと、リドルは腕十字固めやセントーンを放って反撃。さらに2人はジャーマン・スープレックスの応酬を展開し、リドルがファイナルフラッシュ、ベイラーがダブル・ストンプからスリングブレイドを放って互角の攻防を展開した。終盤にはリドルがスピアーからのジャックハマーやBTSを放って追い詰めたものの、最後はベイラーが1916を決めて3カウントを奪い、NXT復帰戦を勝利で飾った。

 チーム・チャンパとジ・アンディスピューテッド・エラによるウォーゲームズ戦がメインで行われた。チームキャプテンのトマソ・チャンパとNXT北米王者ロデリック・ストロングの対戦でスタートし、チャンパは打撃の連打からランニング・ニーを繰り出すと、ストロングもダブルニーガットバスターで反撃。その後も両チームメンバーが交互に登場すると、不明だったチーム・チャンパの最終メンバーとしてケビン・オーエンズがサプライズ登場。大声援が起こる中、オーエンズはアンディスピューテッド・エラを蹴散らすとアダム・コールにスタナーをさく裂させた。コールもお返しとばかりにパナマ・サンライズで反撃したが、終盤にはオーエンズがフロッグスプラッシュでカイル・オライリーをテーブルごと破壊し、続けてチャンパがコールをケージ上から水車落としでテーブル上に叩きつけて3カウント。オーエンズの登場で息を吹き返したチーム・チャンパがアンディスピューテッド・エラを撃破してウォーゲームズ戦を制した。

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