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12/6【NOAH】熊野&Hi69と原田&タダスケが熱闘ドロー 1月Jrリーグ戦へ主張続々

『STARTING OVER 2019』山形ビッグウイング展示場2(2019年12月6日)
△熊野準&Hi69vsタダスケ&原田大輔△

 熊野とHi69が前GHCジュニアタッグ王者の“RATEL'S"原田&タダスケ組相手に20分ドローの熱闘を展開。1月開催のジュニアリーグ戦に向けて自己主張した。

 現状のノアジュニアは「RATEL'SvsSTINGER」がほぼ独占。GHCジュニア、GHCジュニアタッグ、IPWジュニアの3本のベルトはここ最近、両軍のみによって争奪戦が繰り広げられる状況だ。

 この日はいわば“非RATEL'SorSTINGER"勢となる熊野とHi69が組んで、原田&タダスケのRATEL'Sコンビと対戦。Hi69がトペ・スイシーダを繰り出せば、熊野は原田と真っ向からの打撃戦を展開。終盤にはアルゼンチンバックブリーカーで何度も担ぎ上げ、原田も必死にジャーマン変化を防いだところで20分フルタイムのゴングが打ち鳴らされた。

 RATEL'SとSTINGERの“寡占状態"に一石を投じる形となったHi69は、「それを打破する良いきっかけが1月のジュニアリーグ戦ですよね。ずっとRATEL'SとSTINGERが闘ってて、なんも思わないワケがないんで。会社にもファンの皆さんにも選手にも“伝える"ためにも、やっぱり1月のリーグ戦、結果を出します」と来年1月に開催されるジュニアシングルリーグ戦に照準。熊野も「全部ひっくり返してやる!っていう、そういう気持ちを持って。まぁ(反選手会同盟の)齋藤さんから言われたこと(※奮起をうながされた)もあるんでね。その辺も僕なりに考えてるんで、それを着実にリーグ戦にぶつけていきたい」と見据えた。

 一方のタダスケも「まだちょっと(ジュニアタッグ陥落で)気持ちが落ちてる部分もあるんかな…。次のシングルのリーグ戦か。そこへ向けて、やっぱりみんな気合入っとるな。俺も前のこと見てへんかったね。(※パンと自らの頬をはたいて)気合い入れな」と1月リーグ戦での巻き返しを宣言し、ジュニア勢が続々と来年1月へと視界を向け始めた形となった。

【試合後のHi69&熊野】
――前ジュニアタッグ王者相手に20分ドローとなったが?

▼Hi69「向こうも一緒かもだけど、ドローは負けと一緒なんでね。俺は来年1月から始まるジュニアリーグ。4ブロック、16人。どのブロックに入るか分からないけど、3回勝って必ず決勝行きます」

――熊野選手は久々に原田とガッチリしのぎを削ったが?

▼熊野「やっぱりRATEL'Sしかり、隣にいたHi69さんも凄いレスラーだし、そんな選手たちがみんな出る、来年一発目のジュニアリーグ戦。ここで結果出して、ノアジュニア・熊野準っていうのをしっかり確立していきたいですし、こうやって組んで、勝てなかったですけど、前ジュニアタッグ王者にドローまで持ってこられた。Hi69さんの力もあって、こうなった。でも次はシングルなんでね。当たった時はガッチリいきたいと思ってます」

――RATEL'SとSTINGERが独占しているノアジュニアの状況について?

▼Hi69「それを打破する良いきっかけが1月のジュニアリーグ戦ですよね。ずっとRATEL'SとSTINGERが闘ってて、なんも思わないワケがないんで。会社にもファンの皆さんにも選手にも“伝える"ためにも、やっぱり1月のリーグ戦、結果を出します」

▼熊野「言いたいことはほとんど一緒。全部ひっくり返してやる!っていう、そういう気持ちを持って。まぁ(反選手会同盟の)齋藤さんから言われたこと(※奮起をうながされた)もあるんでね。その辺も僕なりに考えてるんで、それを着実にリーグ戦にぶつけていきたい」

――1月に勢力図を塗り替えるつもりで?

▼Hi69「うん、このSTINGERとRATEL'Sだけの図式を変えるためにも、やっぱり『こいつらと戦わせよう』とか、そういう流れに、自分らの実力で持っていきます」

【試合後の原田&タダスケ】

▼タダスケ「時間が足りんかったな……。まだちょっと(ジュニアタッグ陥落で)気持ちが落ちてる部分もあるんかな…。次のシングルのリーグ戦か。そこへ向けて、やっぱりみんな気合入っとるな。俺も前のこと見てへんかったね。(※パンと自らの頬をはたいて)気合い入れな」

▼原田「気合入ったあ! めっちゃ今の気合入った。あんなタダスケ見たこと無い。確かに時間、今日は足らんかった。っていうか俺らが仕留めきれなかった。悔しいな。この悔しさもジュニアのシングルリーグ戦に向けて、もっともっと改善していきたいと思います。で、このベルト(IPWジュニア)もね、いつまでも黙ってるつもりもないし。誰も来えへんようなら、俺からどんどん仕掛けていこうかなとも思ってます。それは遅かれ早かれ分かるんちゃいますか。シングルリーグに向けて(※パンと自らの頬をはたいて)気合入ったあ!」

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