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12/10【NOAH】中嶋が“丸め込み"で一発逆転勝利 1・4エルガン戦へ意外性披露

『STARTING OVER 2019』岩手・盛岡体育館(2019年12月10日)
○中嶋勝彦&潮崎豪&熊野準vs谷口周平&モハメド ヨネ&クワイエット・ストーム×

 1・4後楽園大会でのマイケル・エルガン戦が決まった中嶋が、新たに“丸め込み技"を試し切り。年初の大一番へ早くも意外性に磨きをかけた。

 1・4後楽園でGHCヘビー級王座に挑戦する“AXIZ"の相棒・潮崎に刺激を受けた中嶋は、「年始早々、後楽園を“AXIZ"で染めたい」と“大物"エルガン戦を熱望。約2年半ぶりとなる一騎打ちが決まった。

 正式決定後の初戦となったこの日の盛岡大会では、早くもエルガン戦を意識した意外性に磨き。6人タッグマッチで“50ファンキーパワーズ"ヨネ&ストーム組必殺のファンキーバスターボムを浴びる窮地に陥ったものの、潮崎のカットで難を逃れる。逆にストームの腕周り50cm砲ラリアットを、腕に絡みつくような宙返りで切り返すや、即座に変型首固めで丸め込み、電光石火の逆転3カウントを奪ってみせた。

 ヴァーティカル・スパイクでの3カウントや右ハイキックによるKOがフィニッシャーだった中嶋だが、この日は意外な“新丸め込み技"を試し切り。試合後も「プロレスラーらしいでしょ? 受けて受けて最後に勝つ。かっこいいだろ? 今年の俺より、来年の俺。成長した俺を見たいだろ?」と不敵な笑み。確かに要所で強烈なラリアットをぶっ放すエルガンには有効な一手となりそうだ


【試合後の潮崎&中嶋】
▼中嶋「はぁはぁ…キツかったあ! …でもね、ゴウさんがいれば、このタッグという形式ならね、負ける気がしないよ。でも勝てて良かったよ。俺もさ、1・4決まったし。エルガン戦に向けて…っていう目的、目標があるからね。ここで負けてらんないよ」

――今日は珍しく丸め込みで試合を決めたが、これもエルガン戦を見据えたこと?

▼中嶋「さあ、それはどうだろ。観に来ないと分かんないよ」

――裏をかくには有効な一手だが…

▼中嶋「そうだね。プロレスラーらしいでしょ? 受けて受けて最後に勝つ。かっこいいだろ?(笑)」

――2020年の最初は、今までとは違った中嶋勝彦がみられる?

▼中嶋「乞うご期待だね。それを見たいだろ? YESかNOで答えてくれよ。今年の俺より、来年の俺。成長した俺を見たいだろ? なぁ?」

――YES

▼中嶋「そうだろ? 来年はノアも20周年、俺たちAXIZも2年目だ。まだまだAXIZはどんどん成長するし、俺・中嶋勝彦も新年一発目から大きな大きな一歩を進めるよ」

▼潮崎「……YES!」

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