12/19【新日本】IWGP戦へ飯伏「最強・最高のオカダ・カズチカを倒して1・5で伝説を作る」、IC挑戦者・内藤「3人を抜き去って一気に先頭に躍り出る」 1・4ドームIWGP戦&IC戦調印式
1・4&5東京ドーム大会2連戦『バンドリ!Presents WRESTLE KINGDOM 14 in 東京ドーム』で行われるタイトルマッチの調印式が19日、東京・明治記念館で菅林直樹会長立会いのもと行われた。初日のメインイベントでIWGPヘビー級王者オカダ・カズチカに挑む飯伏幸太が「最強で最高のオカダ・カズチカを倒して、1・5で伝説を作る」と宣言。IWGPインターコンチネンタル王者ジェイ・ホワイトに挑戦する内藤哲也は「東京ドーム大会2連戦で3人を抜き去り、一気に先頭に躍り出る」と2冠制覇を改めて宣言した。
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史上初となる東京ドーム2連戦。初日のトリを務めるのは至宝・IWGP戦。王者・オカダにG1覇者・飯伏が挑戦する頂上対決だ。12・8広島大会で飯伏がブリーフケースでオカダを殴打する暴挙を働いたのは記憶に新しいところだが、オカダは「僕が戦いたい飯伏幸太はもう一つ上の飯伏幸太だと思います。本当にG1 CLIMAXを制した飯伏幸太と戦って1月4日、しっかり防衛したい」と皮肉を込めて言い切った。
悲願のIWGPヘビー初戴冠を誓う飯伏は「今、一番世界で凄い、最強で最高のオカダ・カズチカ」と王者に敬意を払いつつ、「オカダ・カズチカを1・4で倒して、で、1・5で伝説を作りたい」と2冠制覇を見据えた。広島での暴挙もその決意の表れと言え、「ホントに1・4全力で。全て出し切ります」と初日からフルスロットルで飛ばす構えをみせた。
だが、飯伏発言にオカダは「このIWGPのベルトへの思いというのを聞くことができなかったので、それが凄く心残り」と不満を口にした。内藤、飯伏、ジェイが2冠をぶち上げたことで機運が高まり、ダブルタイトルマッチが決まったが、人一倍IWGPヘビーに強い思い入れを抱くオカダは「IWGP王者とG1覇者の戦いというのはIWGPチャンピオンとインターコンチのダブルタイトルよりも、この戦いの方が上だと思ってます」と断言。「そういう激しい試合を皆さんにぜひ見てもらって、世界で一番凄い戦いをみてもらって、僕はこの戦い制してまた次に進んでいきたい」とIWGP王者の誇りをむき出しに宣言し、「とりあえず1・5のことはまだ考えず、1・4,100出し切ります」とまずは飯伏突破に全精力を傾けるつもりだ。
その勝者と翌1・5ドームでダブルタイトル戦を争うのがジェイと内藤によるインターコンチ戦の勝者だ。真っ先にぶち上げた2冠の野望がいよいよ手が届くところまできた内藤。11・27浜松大会を最後に試合出場の機会がなかったが、その間、「つかんだから。みつけたから」と2冠達成の手応えを得ることができたようだ。
2冠を達成するには、まずジェイからICベルトという通行手形を奪い取るしかない。「インターコンチネンタルチャンピオン・ジェイ・ホワイト、IWGPヘビー級チャンピオン・オカダ・カズチカ、G1 CLIMAX 29優勝者・飯伏幸太、そして内藤哲也。この4人の中で今一番後ろを走ってるのはどう考えても俺、内藤哲也でしょう。何せ一人だけ手ぶらですからね」と最後尾にいる現状を自ら認めたが、ドームで2連勝を飾れば、それを一気に覆すことができる。「そんな男が東京ドーム大会2連戦で3人を抜き去り、一気に先頭に躍り出る。こんな痛快なことはないでしょう。それこそまさに逆転の内藤哲也そのものですよ」と逆転劇を予告した内藤は、「かつてある男が言っていた、東京ドームのメインイベント最高に気持ちいいだろ、勝つとな、もっと気持ちいいぞって言葉。それがいったいどのようなものなのか、味わってきますよ」とオカダの発言を持ち出してドーム2日目のメイン後に立つ自分の姿を描いた。
☆1/4(土)東京ドーム『バンドリ!Presents WRESTLE KINGDOM 14 in 東京ドーム』15:00開場、17:00開始
◇第7試合◇
▼IWGPインターコンチネンタル選手権試合
[挑戦者]
内藤哲也
(1/60)
ジェイ・ホワイト
[第23代王者]
※ジェイ2度目の防衛戦
◇第8試合◇
▼IWGPヘビー級選手権試合
[挑戦者/G1 CLIMAX 29優勝]
飯伏幸太
(1/60)
オカダ・カズチカ
[第69代王者]
※オカダ5度目の防衛戦
☆1/5(日)東京ドーム『バンドリ!Presents WRESTLE KINGDOM 14 in 東京ドーム』13:00開場、15:00開始
◇第8試合◇
▼IWGPヘビー級・IWGPインターコンチネンタル ダブル選手権試合
[IWGPインターコンチネンタル王者]
1・4東京ドーム「ジェイ・ホワイトvs内藤哲也」の勝者
(1/60)
1・4東京ドーム「オカダ・カズチカvs飯伏幸太」の勝者
[IWGPヘビー級王者]
【IWGPインターコンチネンタル選手権試合調印式の模様】
▼ジェイ「(内藤にコメントが求められると)どちらが先にしゃべるかを選ぶ権利は俺にしかない。だから俺が先にしゃべらせてもらう。俺こそがチャンピオンだ。ベルトが目の目に置かれていてよかったよ。なぜなら最近、どうやら誰がチャンピオンであるか、俺が少し離れている間に、忘れてしまった人たちが多いようだからね。誰がチャンピオンか、誰がこの団体のリーダーなのか、誰がロックンローラなのか、誰がマディソン・スクエア・ガーデンのチケットを完売にしたか、そういった事実をみんなが忘れ去ろうとしているようにみえる。だからみんなに思い出させられてよかった。そして忘れてはいけないのが東京ドーム2日目にインターコンチネンタルとIWGPヘビーのダブルチャンピオンに輝くのはこの俺だということだ。それをみんな疑っている、もしくは信じたくないようだな。レッスルキングダムの広告をみさせてもらった。その中に現チャンピオンである俺の写真が使われていなかった。これはどういうことなんだ? 俺がチャンピオンであり、防衛を続けている。この事実は変わらない。チャンピオンの俺がグラフィックに使われていないのは、みんなが俺を拒否しているのかな? 内藤をチャンピオンにさせたいのかな? そういったアドバンテージを内藤にあげているようにしか感じられない。だが、俺を拒否することはできなくなるだろう。東京ドーム2日目、二つのベルトを腰に巻くのは俺だからだ。内藤にマイクを渡す前にもう一つコメントしたいことがある。飯伏、オカダをブリーフケースで攻撃したこと、俺は大変いい仕事をした、素晴らしかったと思っている。以前からもしかしたらこれは言うべきではないかもしれないが、お前にはBULLET CLUBのにおいがする。それだけは伝えておこう」
▼内藤「先シリーズ行われたWORLD TAG LEAGUEに俺は今年もエントリーできず、そして11月27日、浜松大会を最後に試合も組まれずに、俺が望んだわけではないですが、長いオフを過ごしました。しかし、このオフでつかんだから。みつけたから。インターコンチネンタルチャンピオン・ジェイ・ホワイト、IWGPヘビー級チャンピオン・オカダ・カズチカ、G1 CLIMAX 29優勝者・飯伏幸太、そして内藤哲也。この4人の中で今一番後ろを走ってるのはどう考えても俺、内藤哲也でしょう。何せ一人だけ手ぶらですからね。そんな男が東京ドーム大会2連戦で3人を抜き去り、一気に先頭に躍り出る。こんな痛快なことはないでしょう。それこそまさに逆転の内藤哲也そのものですよ。かつてある男が言っていた、東京ドームのメインイベント最高に気持ちいいだろ、勝つとな、もっと気持ちいいぞって言葉。それがいったいどのようなものなのか、味わってきますよ。(ジェイに向かって)俺、英語しゃべれないからさ。たまにはちょっとでも日本語しゃべってほしいな。俺、英語わかんないからさ。皆さんにわかりやすい英語でゆっくりと伝えてくれよチャンピオン」
▼ジェイ「内藤、メインイベントで勝利した時にどのような気分を味わうことができるのか、それはお前が全く心配することはない。なぜならお前は俺との試合に勝つことがないからだ。すなわち東京ドーム2日目のメインイベントのリングに立つことはない。ご心配なく。ワカリマスカ?」
▼内藤「わかりました。グラシアス」
【IWGPヘビー級選手権試合調印式の模様】
▼飯伏「飯伏です。今回ホントに今、一番世界で凄い、最強で最高のオカダ・カズチカを1・4で倒して、で、1・5で伝説を作りたいと思います。本当に今のプロレスを、今現在進行形のプロレスをぜひ観に来てください」
▼オカダ「先日の広島大会で飯伏さんにブリーフケースで頭をボコッとやられました。ツイッターとかをみると、こういう飯伏幸太がみたかったんだよねっていうつぶやきがたくさんあったんですけど、僕が戦いたい飯伏幸太はもう一つ上の飯伏幸太だと思います。本当にG1 CLIMAXを制した飯伏幸太と戦って1月4日、しっかり防衛したいと思います。ただ、本当に一つ心残りなことがあって、先ほども1月5日で伝説を作りますという。ホントにIWGPがその伝説を作るためだけに必要なものに思われてしまうというか。このIWGPのベルトへの思いというのを聞くことができなかったので、それが凄く心残りです。でもIWGP王者とG1覇者の戦いというのはIWGPチャンピオンとインターコンチのダブルタイトルよりも、この戦いの方が上だと思ってます。だからこそ、そういう激しい試合を皆さんにぜひみてもらって、世界で一番凄い戦いをみてもらって、僕はこの戦い制してまた次に進んでいきたいなと思います。とりあえず1・5のことはまだ考えず、1・4,100出し切ります」
▼飯伏「僕も同じですね。ホントに1・4全力で。全て出し切ります本当に。全力でいきます。よろしくお願いします」
