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12/27【杉浦軍/NOAH】GHC最終前哨戦は潮崎! 清宮直接ピンで1・4へ「これ以上ない闘いみせる」

『杉浦軍興行 犬ども全員集合! 後楽園で吠えろ!』東京・後楽園ホール(2019年12月27日)
○潮崎豪&中嶋勝彦vs谷口周平&清宮海斗×

 ノア1・4後楽園大会のGHCヘビー級選手権試合「(王者)清宮vs潮崎(挑戦者)」に向けた最後の前哨戦が杉浦軍興行で実現。王座戦さながらの激闘の末に潮崎が清宮を豪腕で直接ねじ伏せ、暮れの舞台で年頭奪取へ王手をかけた。

 互いに前哨戦から“出し惜しみなし"の激闘を展開してきた両雄。直接星を奪い合いながら、いよいよ最終前哨戦に駒を進めた。ノア12・22沼津大会で潮崎を直接破ったばかりの清宮が余勢を駆り、序盤からストレッチプラム式フェイスロックを繰り出す。中盤過ぎには逆水平とエルボーの打撃戦に発展したものの、やはり押し込んだ清宮は変型エメラルドフロウジョンまで発射して潮崎を追い込んだ。

 だが、潮崎も3カウントは許さない。タイガースープレックスを踏ん張るや、起死回生の豪腕ラリアットをカウンターで一閃。さらには握り拳で鬼の雄叫びをあげるや、ショートレンジの豪腕ラリアットをねじ伏せるように叩き込み、若き王者から直接3カウントを奪ってみせた。

 最後の前哨戦は潮崎に軍配。大の字となった清宮に指を突き当ててから花道を下がると、「前哨戦が始まる前にあいつ『前哨戦からタイトルマッチの“つもり"で』って言って、俺は『全部がタイトルマッチだ』って言ってきて。今日も負けるワケにはいかなかったし、全部ベルトを獲りにいった。前哨戦だろうが、ベルトを獲りにいった。今日は杉浦軍の興行かもしれないけど、あいつと俺が戦うなら、持ってるものを搾り出すしかないだろ!?」と改めて覚悟のほどをあらわにした。

 前哨戦から“出し尽くす"激闘が続いたが、「出し尽くしたからこそ、“その先"があるんだよ。その先をみんなに見せるよ。それが俺のやり方だし、それがノアだと思う。“これ以上ない闘い"を1月4日、見せるだけだよ」と潮崎。ノア旗揚げ20周年イヤーの“年頭奪取"へ、暮れの舞台で王手をかけた。

【試合後の潮崎&中嶋】
▼中嶋「今年、AXIZ結成して1年目だったけど、最後こうしてAXIZで終われて。しかも勝利で」

▼潮崎「あぁ、負けるわけにはいかないからな。AXIZ、勝さんと組んで終われて良かったよ。2020年一発目も、俺はGHC、勝さんも強力な相手(マイケル・エルガン)とやるからね」

▼中嶋「とにかく! 今年をAXIZで終われて良かった! あとは豪さんに聞いてください」

――最後の前哨戦で直接清宮から取ったが?

▼潮崎「前哨戦が始まる前にあいつ『前哨戦からタイトルマッチの“つもり"で』って言って、俺は『全部がタイトルマッチだ』って言ってきて。今日も負けるワケにはいかなかったし、全部ベルトを獲りにいった。前哨戦だろうが、ベルトを獲りにいった。今日は杉浦軍の興行かもしれないけど、あいつと俺が戦うなら、持ってるものを搾り出すしかないだろ!?」

――前哨戦から互いに出し尽くした

▼潮崎「出し尽くしたからこそ、“その先"があるんだよ。その先をみんなに見せるよ。それが俺のやり方だし、それがノアだと思う。“これ以上ない闘い"を1月4日、見せるだけだよ」

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