12/27【杉浦軍/NOAH】マルフジJr.降臨もあっさり正体バレた 怒りの逆マスクはぎに大ブーイング
『杉浦軍興行 犬ども全員集合! 後楽園で吠えろ!』東京・後楽園ホール(2019年12月27日)
○ドクトル・マルフジJr.vsイホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.×
丸藤の化身(?)ドクトル・マルフジJr.が杉浦軍興行に降臨。あっさり正体がバレたうえに、ダーティにワグナーJr.を破り、後楽園をブーイングが包んだ。
杉浦から杉浦軍興行参戦を要請されていた丸藤だが「忘年会で忙しいから」という身勝手な理由でキャンセル。代わりに丸藤がワグナーJr.の相手として送り込んだのが、身長・体重、出身地まで丸藤も同じだというマルフジJr.だった。
なぜかノア親会社、リデット・エンターテインメント社のTシャツに身を包み、ワグナーJr.の父(ドクトル・ワグナー・ジュニア)のテーマ曲『Bad Medicine』で現れたマルフジJr.は、ロープを飛び渡りながらのアームドラッグなどルチャドール・ファイトを展開。ところがトペスイシーダで逆転を許すと、怒りのワグナーJr.から一気にマスクを引き剥がされて、あっさり丸藤正道の“正体"がバレてしまう。
そのまま素顔のマルフジJr.(?)として試合を続け、逆に報復のマスク剥ぎを試みて場内は大ブーイング。ワグナーJr.も持ち前のパワー&スピードで応戦したが、最後はマルフジJr.がフックキックや虎王をまとめたうえで、ロープに足を載せながらのダーティな横入り式回転エビ固めで3カウントをかすめとった。
場内はまたもやブーイングに包まれたものの、マルフジJr.はソソクサと再びマスクをかぶると、ルチャドールっぽいポーズを涼しげにキメて退場。バックステージでも「グラシアス・アミーゴ。グラシアス。スパニッシュ? スパニッシュ? スパニッシュ?」とやや白々しいスペイン語を連呼しながら去っていった。
【マルフジJr.の話】「グラシアス・アミーゴ。グラシアス。スパニッシュ? スパニッシュ? スパニッシュ? (スペイン語を話せる人間がいないとわかると)アミーゴ! アミーゴ! アミーゴ! アミーゴ!(叫び続けて去っていく)」
