プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

12/31【RIZIN】クロアチア国籍取得・石井慧が2年半ぶり日本マットで惨敗

『RIZIN.20』さいたまスーパーアリーナ(2019年12月31日)
RIZIN MMAルール(105.0kg)※肘あり ○ジェイク・ヒューンvs石井慧×

 クロアチアに活動の拠点を移し、国籍も取得した石井が約2年半ぶりに日本での試合に臨んだものの、ヒューンの右アッパーに被弾し、1RでTKO負けを喫した。

 かつて日の丸を背負い、北京五輪で柔道100kg級金メダリストに輝いた石井だが、2017年から活動の拠点をクロアチアに移し、ミルコ・クロコップらとともにトレーニングを積んでいる。クロアチア国籍も取得。海外マットで試合を重ね、日本での試合からは遠ざかっていた。今大会で2017年4月のヒース・ヒーリング戦以来、約2年半ぶりに日本マットに登場。パンチを武器に2連勝中のヒューンと対決したが、試合はまさかの結末となった。

 ミルコのチームをセコンドにつけて試合に臨んだ石井は、パンチを散らしてけん制。打撃面での成長を垣間見せる。さらに、片足タックルからバックに回り込むも、ヒューンは前転して振り払った。そして、スタンドに戻すと、強烈な右アッパーを一閃。被弾した石井は崩れ落ちると、ヒューンの鉄槌も食らってしまい、TKO負けを喫した。

 石井がまさかの惨敗。ガックリと肩を落としてリングをあとに。バックステージでも何も語らなかった。一方、3連勝で大喜びのヒューンは「2019年おかげさまでいい年になりました。来年またここに帰ってきます。ちょっと早いですが、新年のお祝いで、あとで一緒にビールを飲みましょう!」と勝利の美酒が待ちきれない様子だった。

プロ格 情報局