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1/3【NOAH】エルガン「中嶋を倒してGHCヘビーに挑戦したい」 1・4対決へ前日公開会見

 あす(4日)後楽園大会で行われる「中嶋勝彦vsマイケル・エルガン」に向けた公開会見が3日、東京・秋葉原で開かれ、エルガンが中嶋戦のその先にGHCヘビー級王座挑戦を見据えた。

 昨年11・2両国大会でノア初参戦を果たしたエルガンは、初代GHCナショナル王者を決める一戦で杉浦貴と激突。ノア内年間ベストバウトに選ばれるほどの激闘を展開したが、惜しくも敗れた。中嶋とは新日本所属時代の2016年8月にG1 CLIMAX公式戦で対決し、こちらも敗れている。

 エルガンは「私のノアデビューは昨年11月。残念ながら(杉浦に)負けてしまった。思い通りに進まなかったし、負けるのが大嫌いだから、借りを返したい。ナカジマには負けた過去がある。あの頃から自分はかなり成長しているんだ。だから、その借りも返したい」と“ダブル雪辱"を宣言した。

 隣の東京ドームで“古巣"新日本プロレスの興行が行われる最中の参戦となるが、「みんなが頑張って、みんなが良くなることは歓迎だ。でも、ここに来たからには、GHCヘビー級のベルトを目指すための闘いにフォーカスしてる」と強調。「つまり、明日の試合にだけ、全身全霊を込めなければ達成できない。ナカジマを倒してGHCヘビーに向かっていきたい」と中嶋戦のその先にGHCヘビー挑戦を見据えた。

 一方の中嶋は、自ら望んで決まった一戦。ともにGHCタッグベルトを巻く“AXIZ"の相棒・潮崎豪がGHCヘビーに挑戦することから、「年始早々、後楽園をAXIZ色に染め上げたい」と意気込んでいる。

 「エルガン選手との対戦が決まった時から、僕の体と心は興奮しっぱなしです。明日はその俺が今感じてる興奮を皆さんに届けたい」と武者震いの中嶋は、「やっぱ豪さんがメインでベルトを懸けてやるから、一番意識するね。豪さんにも負けたくないねえ!」と潮崎にも“対抗心"。


 エルガンのリベンジ通告にも「シンプルに、もう彼が知ってる中嶋勝彦ではないですよ」と自らも“進化"を強調しつつ「もちろん僕は当時のエルガンのイメージはありますけど、そうではないだろうし、よりビッグになってると思いますから、そういう意味でもこの試合が決まった時から僕は興奮しっぱなしです」と、進化のぶつけ合いへ胸を高鳴らせた。


【会見の模様】

――試合に向けた意気込みを

▼エルガン「まず新年にノアのリングに立てることを嬉しく思っています。私のノアデビューは昨年11月。残念ながら(杉浦に)負けてしまった。思い通りに進まなかったし、負けるのが大嫌いだから、借りを返したい。ナカジマには負けた過去がある。あの頃から自分はかなり成長しているんだ。だから、その借りも返したい」

▼中嶋「皆さん、明けましておめでとうございます! もうちょっと欲しいな。おめでとうございます!! 新年早々いいですねえ! すごい久しぶりなんですけど、マイケル・エルガン選手との対戦が決まった時から、僕の体と心は興奮しっぱなしです。明日はその俺が今感じてる興奮を皆さんに届けたいと思います。どうぞ楽しんでください」

――当日はパートナーの潮崎がGHCヘビーに挑戦するが?

▼中嶋「やっぱ豪さんがメインでベルトを懸けてやるから、一番意識するね。豪さんにも負けたくないねえ! 新年早々AXIZが中心になるって意味も含めて、皆さんに存分に味わってもらいたいなと思っています」

――エルガン選手は進化を強調していたが、中嶋選手が進化した点は?

▼中嶋「見たまんま(笑) 具体的に? そうね、シンプルに、もう彼が知ってる中嶋勝彦ではないですよ。もちろん僕は当時のエルガンのイメージはありますけど、そうではないだろうし、よりビッグになってると思いますから、そういう意味でもこの試合が決まった時から僕は興奮しっぱなしです」

――エルガン選手の進化した点は?

▼エルガン「どんなレスラーでもリングに上がるたびに成長するものだと思ってる。どれだけ進化するかはその選手次第。2016年と比べてみれば、強くなってるし、速くなってるし、何よりその時以上の“覚悟"を持ってる。だからまったくの別人なんだ」

――ノアに上がる上で、中嶋戦のほかに実現させたいことなどはある?

▼エルガン「確かにノアにとって自分はまだ新しい選手。でも実力はスギウラとの試合で十分に証明したと思う。あまり過去にこだわりたくはないけど、ナカジマに対しては借りを返したいという気持ちが凄く強いんだ。だから同時に気になるのはシオザキだ。当然、GHCヘビーのベルトを持っている人間であれば、誰でも照準を合わせてる」

――隣の東京ドームでの大会を意識する?

▼エルガン「みんなが頑張って、みんなが良くなることは歓迎だ。でも、ここに来たからには、GHCヘビー級のベルトを目指すための闘いにフォーカスしてる。つまり、明日の試合にだけ、全身全霊を込めなければ達成できない。ナカジマを倒してGHCヘビーに向かっていきたい」

――中嶋選手の2020年の野望を改めて?

▼中嶋「今年の野望か。俺、その前に1・5がデビュー記念日なのよ。1・5で17年目に突入するので、その最後の日にエルガンとやって、良い結果を残して、良いデビュー記念日を迎えたいなと思ってます。そして、今年はノア20周年。今日もこれだけの方々に、お忙しい中、時間を割いて来ていただいてるので、やっぱりね! 20年という節目に、でっかい夢を叶えて、いいもの見たいよね? みんな!(※場内拍手)ファンの人たちが思ってることを、俺たち選手が一つひとつ実現していって、大きなものを創り上げるのが今年だと思うんで。皆さん、期待しててね!」

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