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1/3【NOAH】引退ウィリアムスが「クリスのために」特別参戦 リッジウェイはJrリーグ戦へ“稔狙い"公言

 あす(4日)の後楽園大会で丸藤正道&田中稔組と対決する、ダグ・ウィリアムス&クリス・リッジウェイ組が3日に都内秋葉原で開かれた公開会見に登場。ウィリアムスは「引退」にまつわる現況を語り、リッジウェイはグローバル・ジュニアリーグ戦に向けて稔狙いを公言した。

 2018年12月に“引退前のノア参戦"とされたウィリアムスだが、約1年ぶりに再び方舟マットに登場する形となる。すでに母国イギリス国内では引退状態にあるが、今回は同じイギリスの有望株で「間違いなく今後イギリスのスターになる選手」と評価するリッジウェイのために参戦を決めた。

 「自分の祖父が工具職人だったんだけど、60歳で引退したんだ。その後は人生を楽しんでたんだけど、若い職人からある時『手伝って欲しい』と頼まれたことがあった。その時、祖父は快諾したんだ。若い人のためになるんであれば…って。今の自分もまさに同じような気持ち。厳密にいえば引退はしていないのかもしれないけど、イギリスではもう試合はしていないんだ。でも、クリスのようなこれからのイギリスを背負う選手がノアで闘っていくために、自分が何か教えてあげたい。そう思ってる」。会見でウィリアムスはそう語った。

 ノアマットではSTINGERの一員として活動するリッジウェイだが、この日ばかりは“チーム・イギリス"として丸藤&稔組に向かう構え。

 「過去に2回試合をしているんですが、確か1勝1敗。それはこのままにしておきたい。ダグは世界中からリスペクトされている選手だし、自分もリスペクトしてる」。そう心からの敬意を示したリッジウェイは、「チーム・イギリスとして戦略的に試合をしていきたい。ブリティッシュ・スタイルを存分に生かしたうえで田中稔から勝ちたい。チームとして戦略的に勝って、明日はチーム・イギリスがベストだってことを示したい」と、続くグローバル・ジュニアリーグ戦で同ブロックに入った稔狙いを公言。1・11横浜大会のDブロック公式戦に向けて猛プレッシャーをかける舞台とするつもりだ。


【会見の模様】

――試合に向けた意気込みを

▼リッジウェイ「まずはレジェンドのダグ・ウィリアムスと組むことができることをうれしく思ってます。ノアの歴史を知っている人間でもある。相手の丸藤&田中も言うなればレジェンド。この3人のなかに自分が入って、新たな歴史を刻んでいきたい。そしてジュニアリーグ戦に向けても最高の機会。田中稔から直接、自分が勝ちたい。きっとダグも僕を助けてくれるはず(笑)」


▼ウィリアムス「正直、またノアに来られるとは思ってなかったので、本当にうれしく思ってます。2020年、ノアが新たな歴史を創っていくという瞬間に立ち会えることも光栄だし、その時に若いイギリスの有望な選手と組むことができることも楽しみにしています。ノアでの実績、知っていることを、少しでもリッジウェイに伝えたい。丸藤のことは任せとけ(笑)」


――互いの印象を

▼リッジウェイ「過去に2回試合をしているんですが、確か1勝1敗。それはこのままにしておきたい。ダグは世界中からリスペクトされている選手だし、自分もリスペクトしてる。明日は組んで一緒に勝ちを狙いにいきたい」

▼ウィリアムス「以前から彼をノアに推薦したいと感じてた。伝統のブリティッシュ・スタイルを残しつつも、今と融合させている実力ある選手。実際何度か試合して、かなり追い込まれた。間違いなく今後イギリスのスターになる選手だよ」

――ウィリアムス選手は前回参戦時に引退を控えて…という話だったが、まだキャリアは続いている?

▼ウィリアムス「えっと…自分の祖父が工具職人だったんだけど、60歳で引退したんだ。その後は人生を楽しんでたんだけど、若い職人からある時『手伝って欲しい』と頼まれたことがあった。その時、祖父は快諾したんだ。若い人のためになるんであれば…って。今の自分もまさに同じような気持ち。厳密にいえば引退はしていないのかもしれないけど、イギリスではもう試合はしていないんだ。でも、クリスのようなこれからのイギリスを背負う選手がノアで闘っていくために、自分が何か教えてあげたい。そう思ってるよ」

――リッジウェイ選手としてはチームイギリスとして闘える機会をどう生かしたい?

▼リッジウェイ「チーム・イギリスとして戦略的に試合をしていきたい。ブリティッシュ・スタイルを存分に生かしたうえで田中稔から勝ちたい。チームとして戦略的に勝って、明日はチーム・イギリスがベストだってことを示したい」

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