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1/5【NOAH】エルガンが井上を非情8秒殺! 改めてGHCヘビーに照準

『Day2 REBOOT』東京・後楽園ホール(2020年1月5日)
○マイケル・エルガンvs井上雅央×

 エルガンと井上の異次元(?)対決が新春後楽園大会で実現。わずか8秒でエルガンが井上を葬った。

 全試合、入場時に対戦カードが判明する形式がとられた今大会。まずは井上が単身現れたが、続いて流されたのはエルガンのテーマ。井上は思わずコーナーに顔をうずめて顔面蒼白となった。

 涼しげにリングインしたエルガンは、ゴングと同時に猛ダッシュ。たまらず井上は「待てええええ!」と反射的にストップしたが、日本語が分からないエルガンは構わず猛烈なラリアットを発射。そのまま覆いかぶさって、わずか8秒で3カウントが数えられた。

 前夜の後楽園大会初日でヨネを丸め込み、“年間無敗"を宣言していた井上だが、その翌日にあっさり秒殺された形。その背中が、とても悲しかった。

 一方のエルガンは改めてGHCヘビー級王座に照準。前夜の後楽園大会では新王者・潮崎豪が誕生したが、「シオザキの実力は分かってるし、対戦してみたいと思っていた。願ったり叶ったりだ」と鼻息を荒くしていた。

【試合後のエルガン】
――試合を振り返って?

▼エルガン「昨日も言ったろ? 借りはすべて返していくって。ノアでのデビュー戦に敗れた借りを返したし、昨日だって中嶋に雪辱した。すべてはGHCヘビー級王座を獲るためだ」

――潮崎が新王者となったが?

▼エルガン「昨夜、誰が勝とうが、誰が負けようが関係なかった。目的はGHCヘビーを獲ることだからだ。ただ、シオザキの実力は分かってるし、対戦してみたいと思っていた。願ったり叶ったりだ」

【試合後の井上】
――まさかのエルガン戦だったが?

▼井上「ですねぇ…。事前にわかってればね、ちょっと考えたけど。ハァ…」

――昨日は今年無敗宣言もあったが?

▼井上「忘れちゃった。まあ、これからですよ。今日は無しってことで。まあまあ、凄くいい風に考えて、ある意味、記録は残したかなみたいな感じですね。必ずどこかでやりかえします。チャンスがあれば」

――アメリカまで追いかけると?

▼井上「いや、交通費がかかるから(笑)」

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