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1/10【NOAH】年初ツアー初戦締めた 新王者・潮崎、20周年イヤー「俺色」宣言

『GLOBAL Jr. LEAGUE 2020』神奈川・横浜ラジアントホール(2020年1月10日)
○潮崎豪&中嶋勝彦&谷口周平vs拳王&マサ北宮&稲村愛輝×

 1・4後楽園大会で清宮海斗を破り、ノア旗揚げ20周年イヤーを新GHCヘビー級王者として迎えた潮崎が、年初ツアーの開幕戦で堂々のメイン締め。20周年イヤーを「俺色」に染め上げるべく、新王者として所信表明した。

 昨年新調された“2代目"GHCヘビー級ベルトとともに年初ツアーの開幕戦メインに立った潮崎。中嶋&谷口とのトリオで、拳王&北宮&稲村の『金剛』トリオと対決した。拳王のみならず、北宮、稲村からも猛チャージを受けたが、堂々受け止めて決定打は許さず。逆に最後は中嶋との“AXIZ"連係から、ゴーフラッシャー、豪腕ラリアットと畳みかけて稲村を沈めてみせた。

 新王者として年初ツアー開幕戦を堂々と締めくくった潮崎は「横浜、たくさんのご来場、本当にありがとう! こうしてこのGHCヘビーのベルトを巻いて、横浜で試合ができたこと。凄く幸せです! ノア20周年、その20周年、このベルトを持って俺色に染め上げます」と改めて誓いを立て、拍手喝采のなかで横浜大会の幕が下ろされた。

 バックステージでは改めて新王者として所信表明。旗揚げ20周年イヤーを迎えたノアでは、潮崎のみならず、杉浦貴(GHCナショナル)、丸藤正道(GHCタッグ)、小川良成(GHCジュニア)、鈴木鼓太郎(GHCジュニアタッグ)と、旗揚げおよび生え抜きメンバーがことごとくタイトルを獲得する状況となっている。

 潮崎は「責任重大」と武者震いしたうえで、「それが今の“ノア"ってことなんでね。今のチャンピオンのメンバーが、ノアの“過去"の選手って言うなら、過去があるから今があり、今があるから未来が創れるんだ。そしてそうやって、ノアはさらにデカくなる。そういう流れになってきてるんじゃないの? 俺たちがノアの20周年という節目を、俺たちが創り上げる」と話した。

 この日は組んだ谷口からも、並んでの勝ち名乗りを拒否される一幕も。次期挑戦者は現れていないが、全方位から狙われる立場となる。それでも潮崎は「スキあらば狙いにきてもらって全然構わない」と言い切り、この日から開幕したジュニアリーグ戦にも対抗心。「ノアジュニアの最高レベルの闘いのあるなかで、ヘビー級が、俺が、存在感を出していかないといけないと思うし。そこはジュニアのみんなとも闘いにもなるかもね。でも、それもノアをまたひとつ大きくするための大事なこと」と“相乗効果"を誓った。ともあれ、責任感と充実感を充満させる新王者を中心としたノア旗揚げ20周年イヤーが、いよいよ本格的に始まった。

【試合後の潮崎】
――新王者としてのツアーが始まったが?

▼潮崎「5日の大会が終わって、今日こうしてたくさん、来てくれたファンのみんなには、本当に感謝してますし。こうやって、ファンのみんなの声のおかげで、俺たちの試合がもっともっとグレードアップするし、グレードアップした試合をみてもらって、ファンの人たちももっともっと熱く、ノアを愛してもらえれば。そういう相乗効果を生み出していけばいい。その中でチャンピオンとしてのナビが始まった。責任重大ですよ。でもそれが、GHCチャンピオンとしての誇りやプライドにつながる。だから今日は感謝してます」

――ジュニアリーグ戦と存在感で競い合う思いはある?

▼潮崎「そうですね。ノアジュニアの最高レベルの闘いのあるなかで、ヘビー級が、俺が、存在感を出していかないといけないと思うし。そこはジュニアのみんなとも闘いにもなるかもね。でも、それもノアをまたひとつ大きくするための大事なこと。刺激を与え合いながら、ヘビー級の負けない闘いをみせますよ」

――次の挑戦者は現れていないが、今日当たった金剛などスキあらば狙われる立場だが?

▼潮崎「スキあらば狙いにきてもらって全然構わない。俺はこのノアを、そしてヘビー級のベルトを守るだけなんで。今日やった金剛…マサ、稲村、拳王。ヘビー級なら誰が来てもいいと思いますし、もっともっとやり合って、相乗効果で盛り上げていきますよ。20周年イヤーを俺色に染め上げます」

――その20周年イヤー、杉浦、丸藤、小川、鼓太郎…とノアの旗揚げメンバーや生え抜きがことごとくタイトルホルダーとなっているが?

▼潮崎「それが今の“ノア"ってことなんでね。今のチャンピオンのメンバーが、ノアの“過去"の選手って言うなら、過去があるから今があり、今があるから未来が創れるんだ。そしてそうやって、ノアはさらにデカくなる。そういう流れになってきてるんじゃないの? 俺たちがノアの20周年という節目を、俺たちが創り上げる…ってことで」

――久々にシングルのベルトを持って入場した感覚は?

▼潮崎「ベルトも新しくなったっていうのもありますけど、このベルトの初代のチャンピオン(清宮)が創り上げてきた、新しい景色の重みってものは感じますよ。だから俺がさらにその先を創り上げていく。それが今このベルトを持ってる俺の役目だと思うんで。それも自分を追い込める材料になりますよ」

――今日はAXIZのコスチュームだったが、中嶋と組むときとそうでない時で使い分ける?

▼潮崎「それはどうかな。チャンピオンとして、新しいコスチュームで獲った。緑のコスチュームで獲った。その重みもあるんで。そこも見ていただきたいな…と」

――今日はどのコスチュームで現れるかというのも…

▼潮崎「うん、それも楽しみにしてもらってね」

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