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1/11【NOAH】腕十字vsアンクルし烈奪い合い…稔がリッジウェイ連勝阻んで好発進

『GLOBAL Jr. LEAGUE 2020』神奈川・横浜ラジアントホール(2020年1月11日)
Dブロック公式戦 ○田中稔vsクリス・リッジウェイ×

 稔がジュニアリーグ戦Dブロック公式戦で“腕十字vsアンクルホールド"のし烈な奪い合いを制してリッジウェイの連勝を阻止。白星スタートを決めた。

 リーグ戦2日目注目の対決となった公式戦。総合格闘技の心得もあるリッジウェイだけに、序盤から“UWF"のしらべが聞こえてきそうな緊張感ある関節の奪い合いとなった。

 まずはリッジウェイが得意のアンクルホールドで毒蛇のように絡みついてペースを握ったが、稔もカウンターのミドルキックで左腕を撃ち抜くなどして腕攻めで対抗。激しい蹴り合いに発展すれば、リッジウェイが高速ジャーマンでぶっこ抜いてペースを奪い返し、ランニングローキック→カバー→アンクルホールド…と流れるように移行してギブアップを迫る。

 だが、完璧に極まる前に立ち上がった稔も、素早くサイドに移って逆十字固めで切り返す。すると今度はリッジウェイも上体を起こして丸め込む…とみせかけてアンクルホールドへ。逃れた稔もカウンターの右ハイキックを叩き込むや、すかさずミノルスペシャルで絡みつく。リッジウェイも必死にクラッチでガードしたが、稔がクラッチを切り離して一気にヒジを引き伸ばすと、またたく間にリッジウェイもタップアウトした。

 リッジウェイの2連勝を阻んで稔が初戦白星。「このDブロック、4つあるブロックのなかで一番良いブロックに入れてもらえたと思ってるんで。今日のクリスもそう、明日の原田戦もそう。高知で仁王。あえてHi69君と言わせてもらいますけど、すべて“楽しむ"って言っちゃおかしいですけど、じっくり大事に闘って、その上で勝って、決勝戦に進みたいと思います」と、稔は胸を高鳴らせながら頂を見据えた。

【稔の話】「かなり攻め込まれたけど、リーグ戦初戦、無事に突破したんで。優勝したい!って気持ちは全員が持ってないとおかしいから、そんなことは言わない。今回のリーグ戦は、今年で3回目。過去2回と意味合いがまったく違うリーグ戦になりそうなんで、一戦一戦、大事にしていきたいです。特にこのDブロック、4つあるブロックのなかで一番良いブロックに入れてもらえたと思ってるんで。今日のクリスもそう、明日の原田戦もそう。高知で仁王。あえてHi69君と言わせてもらいますけど、すべて“楽しむ"って言っちゃおかしいですけど、じっくり大事に闘って、その上で勝って、決勝戦に進みたいと思います」

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