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1/14【全日本】宮原が三冠前哨戦3連勝 V10後に「青柳お前に言いたいことが一つある」

『2020 NEW YEAR WARS』宮城・仙台市宮城野区文化センター(2020年1月14日)
○宮原健斗&ヨシタツ&フランシスコ・アキラvs青柳優馬&ダニー・ジョーンズ&青柳亮生×

 三冠王者・宮原が青柳との前哨戦に3連勝。試合後は5度目となる襲撃ジャーマンの餌食となったが、V10達成への自信は揺るがず、「2月11日に俺が勝ったらな、お前に言いたいことが一つあるんだよ」と予告した。

 デビュー12周年記念日の2・11後楽園大会で最多防衛タイ記録がかかった三冠V10戦を控える宮原。ここまで2勝1敗と前哨戦に勝ち越してはいるものの、いずれも試合後にジャーマンで投げられ、NEXTREAM追放だけでなく、最高マイク封印まで通告されている。

 最高マイクは宮原健斗のプロレスにおいて大きな要素を占めるもの。それを封印されるとなると根幹にかかわる大問題となってくる。だが、最高王者に動揺の色は皆無。ともに未遂に終わったもののジャーマン合戦を展開し、フロントハイキック、低空ドロップキック、顔面ドロップキックの波状攻撃を浴びせる。ダイビングボディアタックで反撃されても近距離でにらみを利かせてからエルボー合戦を展開。得意のヘッドバットでこれを制した。その後、青柳のトラースキックを2度食らう場面もあったものの、最後はブラックアウトからのジャーマンで亮生を料理してみせた。

 宮原が三冠前哨戦3連勝を飾った。試合後、またしても青柳にジャーマンで投げられた。挑戦表明時を含めると実に5度目で、ここまで同じ手を食らうのも極めて珍しいが、それも宮原のサービス精神が影響していると思われる。日々全力で会場に足を運んだファンを楽しませるのが最高男のモットー。青柳が狙っているのはわかっていても、パフォーマンスに集中するあまり、スキが生じてしまっているといえるかもしれない。

 だが、それも今日で終わり。宮原は「さぁ今日が試合後の襲い納めかな。あいつにとってはな」と断言。「もうお前に策略はないんじゃないか? 大丈夫か?」と揺さぶりをかけた宮原は「俺はな、2月11日に俺が勝ったらな、お前に言いたいことが一つあるんだよ」と予告した。ここまで青柳によって散々揺さぶりをかけられてきたが、次は王者の番。言いたいことが何なのか気になるところだが、それも宮原なりの「プレッシャー」の一つであるのは言うまでもない。最高王者が三冠初挑戦となる青柳をここから追いつめていくか。

【宮原の話】「前哨戦、この宮原健斗がほぼ勝ってる事実があるからね。青柳優馬わかってるのか? さぁ今日が試合後の襲い納めかな。あいつにとってはな。もうお前に策略はないんじゃないか? 大丈夫か? お前が勝ったらNEXTREAM追放か。いいじゃねぇか。ただな、俺はな、2月11日に俺が勝ったらな、お前に言いたいことが一つあるんだよ。言いたいことが一つあるんだよ、お前」

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