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1/16【新日本】間一髪で唇死守 鷹木が乙女・ガルデニアを真っ向粉砕

『NJPW PRESENTS CMLL FANTASTICA MANIA 2020』東京・後楽園ホール(2020年1月16日)
○鷹木信悟&EVIL&BUSHIvs棚橋弘至&フライヤー&ドゥルセ・ガルデニア×

 鷹木が乙女キャラのガルデニアが狙ったキス攻撃を間一髪で回避。パンピングボンバーで真っ向から粉砕した。

 1・5東京ドームでのガントレットマッチを制し、NEVER6人タッグ王者となった鷹木&EVIL&BUSHIが『FANTASTICA MANIA』に登場。鷹木は2・1札幌でNEVER王者・後藤に挑むことが決定しており、今シリーズで弾みを付けたいところだったが、思わぬ相手に苦戦を強いられた。

 その相手は“CMLL随一の乙女・みんなのハニー"の異名を持つ初来日のガルデニアだ。オカマキャラとはいえ、メキシコ修行中の川人拓来を破るなと実力は確かな選手。乙女チックな白いコスチューム姿でリングに登場したガルデニアは、顔半分をペイントした棚橋と並び立つと、ロス・インゴ軍の面々に視線を送って品定め。逸材に相談までして笑みを浮かべた。

 EVILと鷹木は嫌がって、強引にBUSHIに先発を押しつけるが、ガルデニアは独特な奇声を発するなど怪しさを漂わせつつも、スピーディな動きを披露して場内をどよめかせた。その後、ロス・インゴ軍は得意の場外戦で主導権を握ったものの、棚橋が反転式ダイビングボディアタックやドラゴンスクリューなどで巻き返し、い場面でガルデニアにスイッチ。ここでガルデニアは本能むき出しとなる。

 笑みを浮かべて鷹木にキスを要求。抵抗を受けると、ロープ渡りからのアームホイップでダメージを与えてから、再びキス攻撃へ。それでも鷹木の唇を奪えないとみるや、矛先を変えてBUSHIやEVILにもキスを狙っていく。ロス・インゴ軍の面々は必死に逃れたものの、BUSHIが偶然、正面衝突してしまい、一瞬だけ唇を重ねてしまう。頬を赤らめて嬉しさを爆発させたガルデニアは正攻法にシフト。フライヤーのアシストを得て、ホイップ式のドロップキックで鷹木&EVILを場外に蹴散らすと、トペコンヒーロで飛翔。空中戦でも非凡なセンスを見せつけた。

 しかし、ロス・インゴ軍は連係攻撃で反撃開始。鷹木はスライディングラリアットで活路を開く。ガルデニアはダメージを気にせず、なもキスを狙うが、鷹木は強引に担ぎ上げてのデスバレーボムで黙らせ、最後はパンピングボンバーで真っ向から粉砕した。

 ギリギリのところで唇を守り切った鷹木は口の前でバツマークを作ってホッとした表情を見せる。バックステージでは「おい、新日本プロレス。NEVER無差別級6人タッグのチャンピオン、舐めてんのか、おい。なんだ、あの対戦相手? わけわかんねえよ。今の時代に、コンプライアンスが厳しい今の時代に! あんなヤツいいのか? ありなのかよ」と怒りをあらわにしたものの、「1つ気に入らねえのはな。おい、ドゥルゼか。BUSHIがタイプなのか、EVILがタイプなのか、俺がタイプなのか、ハッキリしろっていうんだよ。俺は八方美人が大嫌いだ」と微妙な男心を垣間見せた。

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