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1/25【NOAH】東郷が鼓太郎粉砕で逆転突破 Jrリーグ準決勝で小川との超技巧派対決が実現

『GLOBAL Jr. LEAGUE 2020』エディオンアリーナ大阪(2020年1月25日)
Bブロック公式戦 ○ディック東郷vs鈴木鼓太郎×

 ジュニアリーグ戦Bブロック公式戦で、ディック東郷と鼓太郎のシングル初対決が実現。競り勝った東郷がブロック突破を決め、1・30後楽園大会の準決勝では小川良成相手の“超技巧派対決"が行われることになった。

 年頭に杉浦軍入りを果たしてエントリー。そのままジュニアリーグ戦に参戦した東郷は、1勝1敗で最終公式戦に臨んだ。相手はシングル初対決となる鼓太郎。無傷2連勝の鼓太郎に“勝つ"しかブロック突破の道はなかった。

 実力者対決にふさわしいハイレベルな攻防となったものの、東郷が流れるようにクロスフェイスへと持ち込んでギブアップを迫っていく。しのいだ鼓太郎も、強烈なエルボーを頭部やボディに散らしながら巻き返し、ブルーディスティニー発射にも成功した。

 だが、東郷もタイガードライバーは打たせず。逆にエプロンサイドの攻防に持ち込むと、断崖式タイガードライバー狙いを断崖式フランケンシュタイナーで切り返す。続けざまにロープをすり抜けるローリング・トペを敢行だ。さらに雪崩式ペディグリー発射にも成功し、最後は正調ペディグリーからのダイビングセントーンを投下して完璧な3カウントを奪ってみせた。

 勝ち点4で鼓太郎と並んだ東郷が、直接対決で上回って1・30後楽園大会の決勝トーナメントに進出。しかも準決勝の相手は小川良成(Aブロック1位)に決まった。

 試合後にはその小川が現れ、敗れた同門STINGERの鼓太郎を介抱。返す刀で東郷と向き合うと、握手を求める。東郷が握り返そうとしたところをだまし討ちにすると、宣戦布告のバックドロップを見舞って東郷を大の字にした。

 息も絶え絶えにバックステージへと戻ってきた東郷は、「小川! “あいさつ"がはえーんだよ! 後楽園、終わった後に、俺が丁寧にあいさつしてやるからよ。首洗って待っとけオラ!」と“報復"を予告。ともあれ、ノアのジュニアリーグ戦準決勝の舞台で、プロレス界屈指の“レスリングマスター"対決が実現する。

【東郷の話】「(※コメントスペースに着くなり倒れ込み)はぁはぁ…ノアジュニア! 強すぎんだろ、お前! 俺にこんな力使わせんなよ! いいか!? 小川! “あいさつ"がはえーんだよ! 後楽園、終わった後に、俺が丁寧にあいさつしてやるからよ。首洗って待っとけオラ!」


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 豪華5人組での10人タッグ戦に臨んだGHCヘビー級王者・潮崎が、“主役"を譲らずに大阪大会でもメイン締め。王者としての初巡業を終え、飛躍の方舟20周年イヤーへ手応えを感じ取った。

 タッグ王者・丸藤、W-1王者・中嶋、前GHCヘビー王者・清宮、ジュニアタッグ王者・小峠と豪華5人組を組んで、“フルメンバー"の金剛と激突。のっけから先発して拳王と火花を散らしたが、潮崎と組んだ4人も競い合うようにそれぞれの個性を発揮して、5人一体の金剛に殺到した。

 それでも最後を制したのは潮崎。金剛得意の波状攻撃にさらされながらも、稲村を左ラリアットで止めるや、中嶋とともに逆水平&左ミドルを乱打する“人間サンドバックタイム"へ。なおも食い下がる稲村を、左右のハンマーパンチ連打で棒立ちにするや、フィッシャーマンバスターからの豪腕ラリアットをぶち込んで仕留めてみせた。

 “主役"を譲らず、王者としての初巡業となった大阪大会でもメイン締め。今ツアー、メインで組まれた試合ではすべて自ら勝利をおさめて、これ以上無い形で全国各地での“新王者披露"を終えた形となった。

 マイクを握った潮崎は「2020年、初・大阪! たくさんのご観戦、ありがとうございました! この皆さんの声援、たくさんの声が、ノアをさらに上に突き上げていきます。そして、そのノアの中心では、この俺が、このベルトを持って、ノアをさらに上へと突き上げていきます! 次も今日以上の声援をノアにください! 今日はありがとうございました!」となんばの夜に叫んで拍手喝采。

 バックステージでも「2020年、ノアの20周年の節目。そのスタートを良い形で切れたと思いますし、何よりもね。各地の皆さんの声援に、ノアはもっともっと力をつけて、大きくなれる…っていう思いがさらに強くなりましたね」と語り、方舟飛躍の20周年イヤーに向けて、豪腕王者は確かな手応えをつかんだ様子だった。

【試合後の潮崎】
――豪華な5人組で勝ったが?

▼潮崎「そうだね。あっちが金剛フルメンバー、こっちがノアのフルメンバー。戦う場面が多いメンバーでしたけど、普段はね。やっぱり心強さ、個々の強さ、そしてノアの強さを出せるメンバーでしたね」

――試合後は5人での勝ち名乗りを受けずに、組んでいてもけん制しあっている感もあったが?

▼潮崎「そうだね。丸藤正道はタッグのベルトを持ってる、小峠はジュニアだけどタッグのベルトを持ってる。組まれたら組むけど、やっぱりお互いを意識して良い刺激を与え合うこともできる。そんなメンバーでしたからね。それだけ敵にも味方にも負けたくない気持ちがみんなにあったんじゃないかな?」

――次の後楽園では杉浦軍と当たる、ベルトを持ってから初めて藤田和之とも当たるが?

▼潮崎「杉浦軍は杉浦軍で色の濃い、そして実力のある選手が揃ってますけど、俺がベルトを獲ったからには、『ノアは俺が守る』。そう言ってきた言葉には、自信もあるし、少しのブレもないから。たとえ杉浦軍だろうと、このベルトを持っている者として、ノアのプライドを持って闘います」

――ベルトを持って初めて地方を回ってみて?

▼潮崎「2020年、ノアの20周年の節目。そのスタートを良い形で切れたと思いますし、何よりもね。各地の皆さんの声援に、ノアはもっともっと力をつけて、大きくなれる…っていう思いがさらに強くなりましたね」

――去年育んできたものが、さらに開花する手応えを得られた?

▼潮崎「そうですね。それも2019年のノアがあったからこそ、だし、2020年はさらに大きなものにして、さらにさらにデカく、強く、みんなの思いをつないでいきますよ」

【清宮の話】「俺はノアが大好きだ! これからも“新しい景色"俺は創っていきますよ。もし、それを阻止する者がいるのなら、それが誰であっても、俺の“新しい景色"に吸収します。チャンピオンであっても、そうでなくても、俺の気持ちは変わらないです。チャンピオンじゃなくたって俺は消えません! 今、新しい景色、再構築してるので、とにかく阻止するヤツがいるんだったら、新しい景色に吸収してやるからな!!」

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