プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

1/25【NOAH】HAYATA連破で王者・小川が貫禄の準決勝進出

『GLOBAL Jr. LEAGUE 2020』エディオンアリーナ大阪(2020年1月25日)
Aブロック公式戦 ○小川良成vsHAYATA×

 GHCジュニア王者の小川が、1・4後楽園大会の王座戦に続いてHAYATAを連破。貫禄のジュニアリーグ戦Aブロック突破を果たした。

 NOSAWA論外が両者リングアウトで引っかき回して大混戦となったAブロック。最後の公式戦は、ともに1勝1分で迎えた小川とHAYATAの一番だった。

 序盤から巧みかつ執ようなスリーパーでHAYATAをじりじりと追い込んだ小川がペースを握ったものの、長らく苦境が続いたHAYATAも持ち前のトリッキーさで戦況を打開。ハンドスプリング攻撃やトップロープ超えのノータッチトペ、旋回式の延髄斬り…などなどで巻き返す。

 小川もムーンサルトを2度に渡って避けるなどして心理戦が続いたが、HAYATAがローリングセントーンから3度目のトライでムーンサルトを決めると、必殺のへデックを狙う。

 だが、振り払って逃れた小川も逆にバックドロップを狙う。HAYATAも反転しながら押しつぶし、肩を上げられてもクロスフィックスで丸め込んだものの、これもクリアした小川は、逆に追撃を逆さ押さえ込みで切り返して、これがギリギリで3カウント。終わってみれば、2勝1分と無敗でジュニアリーグ戦Aブロック“貫禄\"突破を果たした形となった。

 1・4後楽園大会に続いてHAYATAを連破したが、「同じ相手とこんな短期間で試合すんの初めて。頭が疲れる。同じような攻めできないし」とポツリ。試合終了時点では準決勝に向けて「久々に…十何年かぶりに試合してみたい」と鼓太郎との対決を望んでいたものの、続く第6試合ではその鼓太郎が敗退。1・30後楽園大会の準決勝ではディック東郷との超技巧派対決が実現する。

【試合後の小川】
――ブロック突破となったが?

▼小川「そうだね……同じ相手とこんな短期間で試合すんの初めて。頭が疲れる。同じような攻めできないし」

――HAYATAの研究を感じた?

▼小川「どうだろうね。(1・4後楽園とは)同じ感じの試合にならなかったってことは、同じように攻めさせてくれなかったってことだから、そういうことになるんじゃない?」

――公式戦は2勝1分けの結果となったが?

▼小川「(両者リングアウト決着となった)NOSAWAがいなかったら、もうちょっと気持ち良く終われたんだけど…。余計なことしてくれたから…」

――残り2つ勝たないと優勝できないが?

▼小川「そうだね。頑張ります!(笑)」

――準決勝では鼓太郎かディック東郷と当たるが、どちらと戦いたい?

▼小川「どっちでもいいよ、うん。俺がベルト持ってれば、鼓太郎とやりたいと思ったら、いつでも指名すれば良いワケだから。まぁでも一番良いのは、勝って上がってきて欲しいね。できれば決勝とかで当たりたかったけど、まぁ久々に…十何年かぶりに試合してみたいね」

プロ格 情報局