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2/6【全日本】野村が寝技戦で奮闘もRIZIN参戦直前のシュレックに完敗

『ReOStaff株式会社 presents 陣プロデュース興行〜陣初陣〜GROWIN'UP vol.23』東京・新木場1stRING(2020年2月6日)
グラップリングマッチ ○関根“シュレック”秀樹vs野村直矢×

 野村がグラップリングマッチで奮闘したものの、RIZIN参戦を控えるシュレックに完敗を喫した。

 総合格闘技のジムで寝技技術を磨いているという野村はこの日、自身の希望でグラップリング戦に臨んだ。相手はRIZIN2・22浜松大会参戦(対戦相手はロッキー・マルティネス)を控えるシュレックだ。試合は5分1本勝負。光留がレフェリーを務める中、序盤から果敢にタックルを仕掛けた野村はシュレックのアキレス腱固めに捕まっても何とか耐え抜く。バックを取ったシュレックがスリーパーで絡みついても、立ち上がるや後方に倒れ込んで脱出してみせる。すかさず腕ひしぎ逆十字を仕掛けたものの極められず。逆に飛びつきヒザ十字固めに捕まって無念のタップとなった。

 野村がシュレックに完敗。経験の差を考えれば順当の結果と言えるかもしれないが、それを埋めんと必死に食い下がる奮闘ぶりが目を引いた。相手を務めたシュレックも「単純に格闘技のグラップリングってことだと、もちろん荒削りでまだまだ」としたうえで、「バック取った時に立ち上がられて。自分120キロなんですけど、あれ立ち上がること自体が結構難しいんで。足フックしてるんで。しかも後ろにバスターされて腰打っちゃってね。そのへんが凄ぇ」と野村のフィジカル面を評価。「楽しみですね。自分の子供ほどの年齢の子がどんどん強くなってるという」と野村の成長に期待を込めていた。

【試合後のシュレック】
――全日本で初めてグラップリングマッチとなったが、野村の技術はどう感じた?

▼シュレック「単純に格闘技のグラップリングってことだと、もちろん荒削りでまだまだだと思いますね。ただ、バック取った時に立ち上がられて。自分120キロなんですけど、あれ立ち上がること自体が結構難しいんで。足フックしてるんで。しかも後ろにバスターされて腰打っちゃってね。そのへんが凄ぇなと。楽しみですね。自分の子供ほどの年齢の子がどんどん強くなってるという」

――三冠挑戦経験もある野村に勝ったが?

▼シュレック「プロレスのうちグラウンド、組み技はその一部であってね。プロレスのおそらく2割、3割だと思うんですね。だから何とも言えないですけど、プロレスは全部、打撃もあと試合運びも。今日みたいな5分1本勝負っていうと、どうしてもよーいドンの格闘技、駆け引き関係ない。だけどプロレスになればもっと長い15分、20分、30分。その間に相手を引き出して、自分も引き出して、高みに登りつめて、やられても場外に逃げたりとか、そういった駆け引きがあるんでね。全く別物だと思いますね」

――本格的に全日本を体感したい気持ちは?

▼シュレック「自分のもともとの夢がプロレスラーだったんでね。継続参戦というか、シリーズ参戦できることを…そういう方向で動いてますけど」

――RIZIN参戦も控えるが?

▼シュレック「その前に来週の全日本が、浜松大会が。それでその次がRIZINということで。地元の人たちが応援してくれてるんでね、自分がいるってことで、いいとこみせたいですね。全日本でもRIZINでも」

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