プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

2/7【NOAH】対“闘魂"への「挑戦でもある」 藤田和之戦へGHC王者・潮崎が貫禄発進

『HIGHER GROUND 2020』神奈川・横浜ラジアントホール(2020年2月7日)
○潮崎豪&中嶋勝彦&モハメド ヨネvs拳王&マサ北宮&稲村愛輝×

 3・8横浜文体大会で藤田和之の挑戦を受けることが決まったGHCヘビー級王者・潮崎が、2月ツアー開幕戦のメインを締めて完勝発進。王道と方舟の継承者でもある潮崎は、“猪木イズム最後の継承者"藤田とのGHC戦へ「俺にとっての別の挑戦でもある」と見据えた。

 1・30後楽園大会で藤田を次期挑戦者に指名して正式決定。“藤田戦の道"幕開けとなったこの日の2月ツアー開幕戦ではメインに登場し、拳王率いる“金剛"トリオと激しく火花を散らした。最後は稲村の攻撃を真っ向から受け止めたうえで、ゴーフラッシャーからの豪腕ラリアットでねじ伏せ、貫禄勝ちで開幕戦メインを締めくくってみせた。

 試合後、藤田について「あれだけの強さを持ってる人間だと知ってはいたよ。でも、想像以上の攻撃。想像以上の打たれ強さ。一発一発が重いからね。ホントに、日本人選手とやってるイメージはないです。デカい外国人選手…そのイメージで俺はやってるよ。いや! “それ(外国人選手)以上"かもしれないね」と語った潮崎。

 潮崎はいわゆる旧全日本系の“王道プロレス"の系譜を継ぐ男だが、“猪木イズム最後の継承者"藤田はオポジションの概念である“闘魂"の継承者。レスラーとしての育ちや成り立ちも対照的だが、「それが俺にとっての別の挑戦でもあるから、ノアを守るため、このGHCを守るため。今までやってことが無い強さを持つ藤田和之。真っ向から闘って、俺がこのベルトを守る」と潮崎は言い切ってみせた。

 前哨戦は少ないが「だからこそ怖いものがあるからね。どの大会でも、すべて“対藤田和之"の気持ち、イメージを持って闘っていきますよ」と潮崎。いつ何時、誰と闘っても藤田と戦うつもりで今ツアーと向き合っていく。

【試合後の潮崎】
――2月ツアー開幕戦のメインを締めてみせたが?

▼潮崎「それがGHCを持ってる者の役目でしょう。それが俺の役目でもあるけれども、皆さんの声のおかげでしょう。どんなに苦しい時も、これだけの熱さ、みんなの声があれば、何度だって、何度でも立ち上がれますよ」

――藤田和之戦が決まったが?

▼潮崎「さっきも言ったように、ノアを泥舟なんかにはさせない。沈ませないよ。それが俺の役割だ」

――改めて自身にとって藤田はどういう相手?

▼潮崎「あれだけの強さを持ってる人間だと知ってはいたよ。でも、想像以上の攻撃。想像以上の打たれ強さ。一発一発が重いからね。ホントに、日本人選手とやってるイメージはないです。デカい外国人選手…そのイメージで俺はやってるよ。いや! “それ(外国人選手)以上"かもしれないね。でも、そういう相手だからこそ、負けるワケにはいかないよ」

――猪木イズム最後の継承者と言われ、自身とは生まれも育ちもレスラーとしての成り立ちも違うが?

▼潮崎「それが俺にとっての別の挑戦でもあるから、ノアを守るため、このGHCを守るため。今までやってことが無い強さを持つ藤田和之。真っ向から闘って、俺がこのベルトを守る」

――前哨戦がない日もあるが、ツアーをどう闘っていく?

▼潮崎「だからこそ怖いものがあるからね。どの大会でも、すべて“対藤田和之"の気持ち、イメージを持って闘っていきますよ」

――リング外でも新体制に移行し、なかには心配するファンの声もあるが…

▼潮崎「その不安もすべて俺が吹き飛ばして、ノアは俺が守る。以上!」

プロ格 情報局