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2/8【NOAH】デビュー戦相手・熊野と熱闘 ナショナル戦へ清宮が原点回帰

『HIGHER GROUND 2020』新潟・アオーレ長岡アリーナ(2020年2月8日)
○清宮海斗vs熊野準×

 2・24名古屋大会でのナショナル王座挑戦を控える清宮が、デビュー戦の相手・熊野と一騎打ちで熱闘を展開。王座奪取へ“初心"に返った。

 新潟在住の熊野と、長岡で一騎打ち。熊野得意の腰攻めに押し込まれ、回転足折り固めも胴締めスリーパーで切り返されるなど想定外の動きに苦戦したが、清宮も締められたまま立ち上がる“パワー面"での進化を発揮。熊野のサムソンクラッチもパワフルなジャーマンでぶっこ抜いて切り返すと、最後は必殺のタイガースープレックスホールドで3カウントを奪ってみせた。

 清宮にとって熊野は直属の先輩であり、デビュー戦の相手。特別な存在を自身の“パワースポット"でもある新潟で破った清宮は、「ちょっと…(一度GHCヘビーの)ベルト巻いて油断してた部分があったな、と今日、完全に感じた部分がありましたよ。人それぞれ闘い方があって、誰しもが同じ道を通ってないっていう、そういう部分を凄く感じました。初心に返った」と“原点"を見つめ直した。

 ともあれ、目下2・24名古屋大会のナショナル王座戦へ全力投球。ここに来て殺気充満の王者・杉浦貴は難攻不落の度を深めつつあるが、「あのベルトだったら…ひとつの木でも枝分かれしてる部分、いろんな選択肢が広げていけると思うんですよ。可能性が広がってるし、俺にしか見せられないものがあると思ってます。それはなんでかって言うと、去年1年間ベルトを持ってきて、いろんなところに足を運んで、自分の目で確かめながらいろんな景色を見てきたから。今の俺だったら、面白いものが見せられると思うし、今しかできないこと」。方舟の新時代エースは、そう言って新たなる挑戦へ目を輝かせた。


【試合後の清宮】
――デビュー戦の相手でもある熊野とのシングルマッチだったが?

▼清宮「ちょっと…(一度GHCヘビーの)ベルト巻いて油断してた部分があったな、と今日、完全に感じた部分がありましたよ。人それぞれ闘い方があって、誰しもが同じ道を通ってないっていう、そういう部分を凄く感じましたよ」

――原点回帰ができた部分もあった?

▼清宮「初心に返った。デビュー戦の相手でもあるし、初心に返ることができた、っていうのはありますよ」

――過去何度も闘ってきた杉浦とのナショナル戦が決まったが、今回はどんな違いがある?

▼清宮「SNSとかでも言ってると思うけど、他とは異質なもの、他の闘いとはまったく違うものを見せられると思ってますよ。名古屋まで前哨戦もありますけど、俺たちの闘いだけが際立つと思うし、それだけ俺はこの(杉浦との)闘いに誇りを持ってます」

――ナショナルベルトに可能性を感じた、とも言っていたが?

▼清宮「“ナショナル"のベルトだから。あのベルトだったら…ひとつの木でも枝分かれしてる部分、いろんな選択肢が広げていけると思うんですよ。可能性が広がってるし、俺にしか見せられないものがあると思ってます。それはなんでかって言うと、去年1年間ベルトを持ってきて、いろんなところに足を運んで、自分の目で確かめながらいろんな景色を見てきたから。今の俺だったら、面白いものが見せられると思うし、今しかできないことですよ。自分の身を削ってでも挑戦していきたい、っていうのはありますんで。とにかくあのベルトを獲らないと、この考えも意味がないと思うんで、自分が決めた道を、自分の目で見ながら、しっかりと俺は突き進んでいきたいと思ってます」

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