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2/24【NOAH】STINGER王者トリオ全員大の字 横浜でのジュニア2大タイトル戦が決定的に

『PRO WRESTLING NOAH 20th ANNIVERSARY NOAH the CHRONICLE vol.1』愛知・名古屋国際会議場(2020年2月24日)
○原田大輔&HAYATA&YO-HEYvs鈴木鼓太郎&小峠篤司&小川良成×

 GHCジュニア王座挑戦を迫っていた原田が、王者・小川から完璧な3カウントを奪取。GHCジュニアタッグ王座挑戦を迫っていたHAYATA&YO-HEY組も、王者の鼓太郎&小峠組をことごとく大の字にし、3・8横浜文体大会でのジュニア2大王座戦が決定的となった。

 ジュニアリーグ戦を制しながらも、ジュニア王座挑戦は未決定のままだった原田。そして1・30後楽園大会を端緒にジュニアタッグ王座挑戦を迫り続けているHAYATA&YO-HEY。YO-HEYは2・22島田大会で鼓太郎からピンフォール勝ちをおさめており、ろっ骨負傷から約1週間ぶりに復帰するHAYATAと“ダメ押し"を狙った。

 やはり傷が癒えていないHAYATAが非情のボディ攻めを浴びて動きが止まったものの、終盤に入ってRATEL'Sが猛攻。小川をトリプルトラースキックで止めるや、HAYATAがヘデックで鼓太郎を、YO-HEYがスーパー顔面Gで小峠をそれぞれKO。そして最後は原田が片山ジャーマンで小川を固めて完璧な3カウントを奪ってみせた。

 そろって大の字となったSTINGERの王者トリオを眼下にマイクを握った原田は、「よっしゃ、勝ったぞ! 小川良成、これで決定やな。3月8日、横浜文体、俺がお前のこのGHCジュニアのベルトを奪ってやるからな」と通告。YO-HEYも「おい、チャンピオンの鈴木コタコちゃんに、小峠アツエちゃんよ。俺ら2人、いや、俺らにこんなチャンピオンの君たち2人がパッシパシにいかれとったら、それはもう俺ら2人とタイトルマッチ決定みたいなもんやな? これだけやられといて、あんたら2人がダメとか言ってるようじゃ。チャンピオンの2人だから、一番わかっとると思うけど、ノアジュニアがパッシパシに終わってまうぞ。ノアジュニアの価値が下がってまうやろ?」と挑戦受諾を迫った。

 これを受けて、3・8横浜文体大会でのGHCジュニア王座戦「(選手権者)小川vs原田(挑戦者)」、同ジュニアタッグ王座戦「(選手権者)鼓太郎&小峠vsHAYATA&YO-HEY(挑戦者)」が正式に決まった。

 一方で“交換条件"として小川から突きつけられていたIPWジュニア王座との二冠戦を承諾していた原田は、「あのベルトを他のものと一緒に混ぜるってことは、俺はちょっと…。あのあと、凄い反省して、これはやってはいけないことだなと思ったんで。俺はこのIPWは懸けない。あいつが…小川良成が何か言うかもしれんけど、俺はやっぱり歴史のあるGHCジュニアのベルトを大事にしたい」と承諾を撤回。

 これを耳にした小川は「撤回ってなんだよ? お前、男だろ? 承諾してんだから、今さら逃げんなよ」と迫り、まだまだ波乱含みの様相を呈している。

【試合後の原田&YO-HEY】
▼原田「小川良成から3つ取ったぞ。これで決まりやろ? 3月8日、横浜大会、絶対に俺があいつからGHCジュニアのベルトを取り返すぞ」

――HAYATA選手と組んでみてどうだった?

▼YO-HEY「見ての通りや。見ての通り、HAYATA。見てみい? ここに右乳首があります。こっちにも左乳首があります。これ以上、何を言ってベラベラベラベラ。妖怪人間ですか?」

▼原田「大丈夫や、もう。今日の試合でも攻められたけど、最後は俺たちが勝ってる。それが何よりの証拠や。ガッチリ1、2、3取ったぞ。俺は小川良成をジャーマンで大の字にさせた」

▼YO-HEY「HAYATAは鈴木鼓太郎をヘデックで大の字にさせた。おいらは小峠篤司をスーパー顔面Gで…大の字にさせました。それだけでもう充分でしょ? ねえ? ねえ? ねえ!?」

――改めてベルトへの思いは?

▼原田「やっぱりね、GHCジュニアは凄い歴史のあるベルト。ノアは今年20周年で、GHCジュニアのベルトもそれに近い歴史がある。今までいろんなレスラーが巻いて、いろんなレスラーが憧れたあのベルト。やっぱり凄い歴史のあるベルト。俺はね、そのベルトをやっぱり大事にしたい。この間の島田で、このIPWとダブルでやったるって言ったけど、それは撤回させてもらう。やっぱりあのベルトをそんな軽くはできない。あのベルトを他のものと一緒に混ぜるってことは、俺はちょっと…。あのあと、凄い反省して、これはやってはいけないことだなと思ったんで。俺はこのIPWは懸けない。あいつが…小川良成が何か言うかもしれんけど、俺はやっぱり歴史のあるGHCジュニアのベルトを大事にしたいから、今回は横浜文体、一本に絞りたい。GHCジュニアのベルトに集中したいと思います。横浜が終わったら、俺たちのもとにGHCのベルト全部来てる。横浜が終わったら、もう1回RATEL'Sでノアジュニアの頂上を締めたいと思います。以上です。ありがとうございました」

【試合後の小川&鼓太郎&小峠】
――RATEL'Sからああいう発言があったが?

▼小川「いや、俺はこいつらと違って、受けないとは一言も言ってないんで。これで横浜でダブルタイトルマッチ。横浜で勝って、二冠になります」

▼鼓太郎「ここまでやる覚悟があるんだったら、まあ、しょうがないかな。やってやるけど。でも、覚悟しとけよ。横浜文体で泣かしてやるからな」

▼小峠「鼓太郎さんがおっしゃった通りなんで。知らんぞっていう。HAYATA、本当に壊れちゃうから。あいつのプロレスキャリアを奪っちゃったらごめんねって感じですね」

――二冠戦を承諾していた原田だが、やはりGHCジュニア1本に絞りたいと撤回したが?

▼小川「撤回ってなんだよ? お前、男だろ? 承諾してんだから、今さら逃げんなよ」

プロ格 情報局