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2/28【MASTERS】平成維震軍快勝 みちのく軍との時空を越えた対抗戦制す

『PRO-WRESTLING MASTERS』東京・後楽園ホール(2020年2月28日)
○AKIRA&越中詩郎&青柳政司&齋藤彰俊vsザ・グレート・サスケ&新崎人生&ディック東郷&HANZO×

 平成維震軍が怒とうの連続攻撃でHANZOを撃破。時空を越えたみちのくプロレス軍との対抗戦を制した。

 平成維震軍の越中&AKIRA&青柳&齋藤と、みちのくプロレスの旗揚げメンバーであるサスケ&人生&東郷&HANZOがスペシャル8人タッグで激突した。同時期に活躍していたとはいえ、当時接点はなく、時代を越えた対抗戦となった。

 平成維震軍は真新しい水色の道着姿で登場する。先発した越中はのっけから気迫全開。あいさつ代わりに東郷にジャンピングヒップアタックをぶち込む。一方、みちのく軍のトップであるサスケは怪しげな気功を駆使。AKIRAは微動だにせずショルダータックルをぶち込むも、サスケはリング上で座禅を組んでの瞑想で追撃を耐え続けた。

 人生と齋藤の顔合わせになると、先読み合戦から人生がロープ渡りを狙うも、AKIRAが襲撃して阻止し、両軍入り乱れての場外乱闘に発展。これで平成維震軍が主導権を握った。リングに戻ると、齋藤が滞空式ブレーンバスターをサスケにお見舞い。越中の河津落としやヒップバット、AKIRAとのダブルショルダータックル、青柳の正拳突き連打なども火を噴く。

 サスケが串刺し攻撃をフロントキックで迎撃して窮地を脱すると、人生がダイビング脳天チョップやダイビングショルダーで挽回。今度こそロープの拝み渡りも披露する。タッチをもらった東郷も齋藤にドロップキックを突き刺し、クロスフェイスロックで絞め上げて、みちのくプロレス軍が巻き返した。HANZOもAKIRAをドロップキックで場外に蹴散らし、プランチャで飛翔する。越中のエプロンからのダイビングヒップアタック、サスケの鉄柱越えトペコンヒーロが連鎖すると、試合はヒートアップした。

 リングに戻ると、みちのく軍が猛攻に転じ、人生の曼陀羅捻り、東郷のペティグリー、HANZOのダイビングボディプレスが立て続けにAKIRAにさく裂するが、平成維震軍も譲らず。HANZOに照準を絞り、青柳のニールキック、齋藤の裏落とし、越中のダイビングヒップアタックが連続して決まると、最後はAKIRAのムササビプレスを投下して3カウントを奪い取った。

 時空を越えた対抗戦は平成維震軍に凱歌。改めて結束の強さを見せつけた。試合を決したAKIRAは「平成維震軍の本が出ました。その本を媒介として、我々も今年一発、もうひと盛り上がりしますので、よろしく」とさらなる維震軍の活躍を予告した。

【試合後の越中&AKIRA&青柳&齋藤】
▼越中「行くぞ、オラ!」

▼AKIRA「サスケってあんな感じだったっけ? 平成維震軍の本が出ました。その本を媒介として、我々も今年一発、もうひと盛り上がりしますので、よろしく」

▼青柳「今日は平成維震軍、新道着。カッコいいでしょ? これからこれで行きますから」

▼齋藤「平成維震軍の本、皆さんドンドンドンドンもっと買ってくれたら、次は悪口の暴露本も出しちゃおうかな!」

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