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3/7【NOAH】「Wタイトル撤回の原田はチキン」「“世界一"を撤回して欲しい」 GHCジュニア王者・小川良成ミニインタビュー(前編)

 3・29後楽園大会で今年のグローバル・ジュニアリーグ戦を制した原田大輔の挑戦を受けるGHCジュニアヘビー級王者・小川良成。当初は原田の持つIPWジュニアヘビー級王座とのダブルタイトル戦を提唱して承諾されていたが、後に原田が撤回。GHCジュニアのみが懸けられることになった。1年以上に渡って続くノアジュニア抗争“STINGERvsRATEL'S"の頂上決戦がいよいよ実現する形となるが、小川の口を衝(つ)いたのは失望感や不信感だった――。

【小川良成ミニインタビュー(前編)】

――自身はGHCジュニアとIPWジュニアのダブルタイトル戦を提唱していたが、結局GHCジュニアのみが懸かることになった

▼小川「おかしいっちゃ、おかしいよね。(王座戦が決まらない状況で)こっちはダブル(タイトル戦)だったらやるって提案して、原田もIPWジュニアを懸けるって言ったわけでしょ? それでいざ発表されたら、IPWは懸かってない。挑戦者と会社で勝手に決めて、そこは(自分が)“チャンピオンなのに"ってところはあるよね。なんでチャンピオンの意思は無視されてるの?っていう。ちょっとねえ、そこは会社側にも不信感はあるよね」

――ジュニアリーグ戦を制した原田との防衛戦が、なかなか決まらなかった状況もあった

▼小川「原田がジュニアリーグ優勝した直後に、こっちは(2・7横浜大会で)原田からピンフォール取ってるワケでしょ? それでも俺は、(HAYATA&YO-HEY組のジュニアタッグ王座挑戦表明を拒否していた)鼓太郎・小峠とは違って『やらない』って言ってたワケじゃないからね。でも、タイトルマッチは決まらない。原田はなにか変わったアクションを起こすワケでもない。だから、こっちから『どう出るかな?』と思ってダブルタイトルを振ってみたら、それに乗っかってきただけじゃない? そしたらいつの間にかねえ、撤回されてて…」

――原田選手は『GHCジュニアは重いベルト、やはり他のタイトルと混ぜるべきではない…と思い直した』との思いがあって撤回したようだが?

▼小川「いや、俺からしたら、自分でそのIPWジュニアのベルトの価値を高められなかっただけじゃないの?って話で。だって、あのベルトは原田にとって“売店でサイン会する時に肩にかける用"のベルトなんじゃないの? 『僕はチャンピオンです』って。何かの小道具みたいなベルトだけど、撤回したってことは、やっぱり失いたくなかったんだろうねえ」

――小川さんとしては、IPWジュニアが欲しかったワケではない?

▼小川「いや、獲れば獲れたで、俺が価値を高められると思ったしね。そしたらイギリス行って試合しても面白いかな…って思ったし。向こうにはクリス(リッジウェイ)もいるしね。クリスはもう、ノアには帰ってこないだろうから……」

――…なるほど。自身の要望は通っていないが…

▼小川「まぁ、決まったからには、やるにはやるけど、原田にはガッカリしたよ。残念だよ。情けなくてしょうがないよ、原田クン。チキンだよ、ホントにチキン野郎。だって原田は“世界一のなんちゃらかんちゃら"って言ってるんでしょ?(※原田は“世界一のノアジュニアに"をスローガンにしている) 自分が持ってる外国のベルトをそんな風にするんだったら、もう言わないでほしいよね。世界一とか。それを撤回して欲しいよ。俺が原田の立場だったら喜んで懸けるけどねえ。まぁいいよ、体と一緒でちっちゃいハートしかなかったってことだよ」

※後編(近日中に掲載)に続く


【NOAH】3/29(日)東京・後楽園ホール『PRO WRESTLING NOAH 20th ANNIVERSARY NOAH the CHRONICLE vol.2』10:45開場、11:30開始

▼GHCジュニアヘビー級タッグ選手権試合
[挑戦者]
YO-HEY
HAYATA
(1/60)
小峠篤司
鈴木鼓太郎
[第38代選手権者]
※鼓太郎&小峠組2度目の防衛戦

▼GHCナショナル選手権試合
[挑戦者]
田中稔
(1/60)
杉浦貴
[初代選手権者]
※杉浦4度目の防衛戦

▼GHCジュニアヘビー級選手権試合
[挑戦者]
原田大輔
(1/60)
小川良成
[第41代選手権者]
※小川初防衛戦

▼GHCヘビー級選手権試合
[挑戦者]
藤田和之
(1/60)
潮崎豪
[第33代選手権者]
※潮崎初防衛戦

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