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4/2【全日本】『2020 Champion Carnival』が中止に 福田社長「年内開催に向けてできる限り努力を」

 福田剛紀社長、五十嵐聡副社長が2日、神奈川・横浜市の全日本事務所で会見し、『2020 Champion Carnival』の中止を発表した。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、春の祭典開催を断念したものの、福田社長は「年内開催に向けてできる限り努力をしていきたいと考えております」との意向を示した。

 今月6日に開幕予定だったチャンピオン・カーニバルだが、新型コロナの感染拡大の現状を受け、全日本では関係各所との協議を重ねた結果、中止を決定。この日会見した福田社長、五十嵐副社長から発表された。福田社長は「お客様はもちろんのこと、マスコミ関係者、放送等にかかわる関係者、会場等にかかわる関係者、選手、スタッフも含め、新型コロナウイルス感染から守るため、また感染拡大を未然に防ぐためにも、誠に残念ではありますが、中止という決断にいたりました」と説明。「この状況をみつつ、日本プロレス界でも歴史を誇る一大イベントですので、年内開催に向けてできる限り努力をしていきたいと考えております」と年内開催を目指す意向を示した。

 これに伴い、既報の4・6後楽園、4・29木更津を含む4月15大会が中止に。チケットはすべて払い戻しとなる。当初、開幕戦となっていた4・6新木場での無観客大会は開催される予定。また、興行再開について五十嵐副社長は「情勢をみながら判断をしていきます」と前置きしたうえで、4・30後楽園大会以降を予定していると説明した。

☆新型コロナウイルス感染症対策に伴い「2020 Champion Carnival』開催中止のお知らせ

4月6日より開催予定の「2020 Champion Carnival」は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の偽、関係各所との協議を重ねた結果、誠に残念ながら開催中止を決定致しました。

大会を楽しみにされていたお客様にはお詫び申し上げますと共に、ご理解頂きますようお願い致します。

下記15大会は開催中止と致します。
中止15大会の払い戻し等の詳細は決定次第オフィシャルホームページ等でお知らせ致します。
チケットはすべて払い戻しさせて頂きますので、お手元のチケットは大切に保管して下さい。

[4月中止大会]
▼4月6日(月)18:30 東京・後楽園ホール『〜ReOStaff株式会社 presents〜』
▼4月11日(土)18:00 岡山・おかやま未来ホール『〜佐藤光留デビュー20周年記念大会〜』
▼4月12日(日)17:00 アクロス福岡イベントホール
▼4月13日(月)18:30 熊本城ホール シビックホール『〜熊本城ホールプロレスこけら落とし〜』
▼4月14日(火)18:30 鹿児島オロシティーホール
▼4月16日(木)19:00 広島マリーナホップ
▼4月17日(金)18:30 大阪・アゼリア大正『〜春のゼウス祭り〜』
▼4月18日(土)17:00 エディオンアリーナ大阪 第2競技場
▼4月19日(日)18:00 愛知・名古屋国際会議場イベントホール
▼4月21日(火)18:30 福島・会津若松市文化センター
▼4月22日(水)18:30 宮城・女川町生涯学習センター
▼4月23日(木)19:00 宮城・仙台市宮城野区文化センター
▼4月25日(土)17:00 北海道・ホテルエミシア札幌(新札幌)
▼4月26日(日)14:00 北海道・ホテルエミシア札幌(新札幌)
▼4月29日(水・祝)17:00 千葉・木更津市民会館(中ホール)

※4月30日以降は開催予定とし、詳細は決定次第お知らせ致します


【会見の模様】
▼福田社長「本日はこのような情勢の中、記者の方々にお集まりいただき、誠にありがとうございます。4月6日より開幕予定であった『2020 Champion Carnival』ですが、お客様はもちろんのこと、マスコミ関係者、放送等にかかわる関係者、会場等にかかわる関係者、選手、スタッフも含め、新型コロナウイルス感染から守るため、また感染拡大を未然に防ぐためにも、誠に残念ではありますが、中止という決断にいたりました。第40回を迎える伝統のチャンピオン・カーニバルでございますが、楽しみにされていたお客様には誠に申し訳なく、お詫び申し上げるとともに、ご理解をいただきますようよろしくお願いいたします。全日本プロレスといたしましてはこの状況をみつつ、日本プロレス界でも歴史を誇る一大イベントですので、年内開催に向けてできる限り努力をしていきたいと考えております。当面は全日本プロレスTVでも新たな試みを含めまして、いろいろな企画を配信していく予定ですので、ぜひ番組もお楽しみ下さい。私からは以上でございます」

――年内開催を目指す?

▼福田社長「ただ、なぜ延期ではないかと申しますと、同じ会場での振替というのが無理ということですので、いったん中止とさせていただきます」

――実質延期と受け止めていい?

▼五十嵐副社長「昨今のコロナウイルスの状況が日々変化していますので、そこは見極めて判断していきたいと思っています。あくまでも希望的には年内に開催したいという意思であります」

――4・6新木場で無観客大会を開催予定だったが?

▼五十嵐副社長「現在は新木場1stRINGで無観客試合を実施する予定で準備をしております」

――正式な興行再開のめどは?

▼五十嵐副社長「現段階では何とも申し上げられませんが、ひとまず情勢をみながら判断をしていきます」

――昨日、5月の沖縄大会中止が発表となったが、早くてもそれ以降になる?

▼五十嵐副社長「無期限に延期するということは全くなくてですね、現段階では4月30日に予定してある後楽園ホールから興行を再開したいと思っています。ただ、先ほど申し上げたように、この状況をしっかりと見定めながら会社としての意思を決めていきたいと思います」

――選手にはいつ中止を伝えた?

▼五十嵐副社長「社内、選手含め職員には昨日この話は通達いたしました」

――選手の反応は?

▼五十嵐副社長「直接私なり会社なりにメッセージをいただいたわけではありませんが、選手はやはり日々トレーニングを継続しておりまして、一日も早くこの事態が回復して、リング上でパフォーマンスを見せられる日を心待ちにしています」

▼福田社長「やはり時期が来ましたら、しっかり準備を整えて、とても素晴らしい大会になるように、万全な体制で改めてチャンピオン・カーニバルを開催できればというのが今の状況です」

――中止に伴う代替案は考えている?

▼五十嵐副社長「そこは全く未定です。ただし、先ほど福田の方からありましたとおり、全日本プロレスTVという当社のメディアがせっかくありますので、そこをうまく使いながら我々の活動を世の中に伝えていきたいと思っています」

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