4/18【NOAH】圧倒&直接ピン…小川が“襲撃表明”の鼓太郎に倍返し報復
『GLOBAL TAG LEAGUE 2020 優勝決定戦』会場非公表(2020年4月18日配信※TVマッチ)
○小川良成&小峠篤司vs清宮海斗&鈴木鼓太郎×
GHCジュニア王座を懸けての“師弟対決"が決定的となっている小川と鼓太郎がタッグマッチで激突。師であり王者の小川が鼓太郎を圧倒し、“襲撃表明"のツケを倍返しで払わせた。
無観客となった3・29後楽園大会。原田大輔を下して初防衛に成功した小川を、セコンドに就いていた鼓太郎が試合後に突じょ襲った。師であり、長年の兄貴分でもある小川が、自身がこだわる抜く“ジュニア"のベルトを持っている。千載一遇のチャンスをモノにして「本気になった小川さんとやりたい」からこその手荒な手段だったが、当の小川は「あんなことされたらSTINGERは終わり」と鼓太郎と組んでいたユニット解散を宣言して怒りを露わにしていた。
試合はなかば小川の独り舞台に。入場中の鼓太郎を背後から奇襲し、相手が清宮に代わっても、鼓太郎に見せつけるように、あらゆる手段で左腕に一点集中攻撃。控えに回っても鼓太郎のファンネルを阻止して主導権を渡さない。レフェリーの注意を清宮に引きつけつつ、鼓太郎の股間まで蹴り飛ばして、顔面を踏みにじり、チョーク攻撃や馬乗りナックルパートまで繰り出して、襲撃行為の“倍返し"に出た。
清宮が巻き返して鼓太郎もようやく逆襲。ビットやファンネルなど得意技で畳みかけ、エンドレスワルツで連続して丸め込むと、脇腹へのローリングエルボーも発射。だが、タイガードライバーは小峠に阻止された。
逆に小川は鉄柱激突をはさんで再び鼓太郎にキバ。バックドロップ2連発で追い込み、清宮のカットも小峠がトラースキックで排除。返す刀で小峠は鼓太郎にキルスイッチを見舞い、立て続けに小川が3発目となるバックドロップで3カウントを奪った。
完膚なきまでに鼓太郎を叩き潰した小川は、大の字となった“かつての"弟分にGHCジュニアのベルトを見せつける。そして再び顔面を踏みにじりながら、ベルトを掲げて勝ち誇った。
バックステージでは「まぁ立てなくされたら、立てなくしないとね。やったらやり返さないと」とサラリ。興行開催に関して極めて不透明な現状、タイトルマッチは正式決定をみていないものの「俺と鼓太郎に関してはお客さん関係ないんで。リングがあって、このベルトが懸けられれば、お客さんいようがいまいが関係ない」とも話した。
【試合後の小川】
――いきなり鼓太郎から…
▼小川「やり返すしかないでしょ?」
――かなり感情的になっていたが?
▼小川「なるよね。これで完全にSTINGERは終わりだから」
――鼓太郎は『終わりじゃないかもしれないし、新しく創るかもしれない』とも言っていた
▼小川「それはアイツが勝手に創ればいいじゃん。俺はもう関係ないから」
――あえて完膚無きまでの完璧な3カウントを奪ったようにも見えたが?
▼小川「あえて? いつも俺は完璧な3カウントを狙ってるから。あえてじゃないから。いつもそう思って試合をしてるから」
――相手が立てなくなるような3カウントだった
▼小川「まぁ立てなくされたら、立てなくしないとね。やったらやり返さないと」
――この状況だとタイトルマッチ自体も不透明な状況だが?
▼小川「そうだね。でも俺と鼓太郎に関してはお客さん関係ないんで。リングがあって、このベルトが懸けられれば、お客さんいようがいまいが関係ないんで」