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5/16【全日本】注目初遭遇実現へ 宮原が芦野迎撃を宣言「胸貸してやるよ」

『ReOStaff株式会社 presents 全日本プロレス中継2020 #3〜約束の世界ジュニア〜』
○宮原健斗&ヨシタツvs諏訪魔&岡田佑介×

 芦野の対戦要求を受けて宮原が迎撃を宣言した。

 この春、無冠となった宮原はアキラと組んでアジアタッグに、ヨシタツと組んで世界タッグに連続挑戦したものの、ベルト獲りはならなかった。この日はヨシタツと組んで諏訪魔&岡田と対戦。喧嘩腰にやり合う諏訪魔とヨシタツを横目に、和田京平レフェリーに絡むなどマイペースを貫いた宮原は、岡田のトペスイシーダやダイビングヘッドバットを被弾しながらも、ブラックアウト一発で逆転。シャットダウンスープレックスホールドを爆発させて3カウントを奪った。

 宮原にとってこれが無観客TVマッチでの初勝利。試合後は久々に勝利の美酒を味わおうとコーナー上でのアピールを始めた。そこへやってきたのが芦野。気づいた宮原に向かって「宮原。次はお前だよ」と宣戦布告した。パフォーマンスを邪魔された形となった宮原は「日本全国のテレビの前の人はな、今は健斗コールをしている最中なんだよ、お前。それに入ってくるとはな、なかなか勇気を持った人間らしいな」と称えたうえで、「ナンバーワンを目指しているということはな、宮原健斗を避けて通れねぇな。このプロレス界で最も最高な男・宮原健斗が胸を貸してやるよ」と迎撃を宣言。「王道へ誘ってやろうじゃないか」と豪語してみせた。

 両者が合意したことで、刺激的な初遭遇が決定的となった。全日本のエースと元W-1のトップという図式でも注目されるところだが、宮原は「自分の過去でさえ興味ないんで。常に今を生きている男としては、彼がどんな戦いをして、どこにいたのか。そんなの俺の耳には入ってないし、そのことに興味もない」とそれを否定。それでも「俺も常にナンバーワンを目指している立場としては、遅かれ早かれ交わる時が来るんじゃないかと思ってた」との予感通りとなり、「日本全国のプロレスファンが楽しみにしている、あの時間を割いてでも入ってきたんだから。本物か、なんちゃってか楽しみにしてるよ」と投げかけていた。

【試合後の宮原】
――試合後、芦野選手から対戦要求があったが?

▼宮原「あの宮原タイムで乱入できる男ってなかなかいないでしょ? 来たってことはそれなりに勇気を持ってきたんだろう。日本全国のプロレスファンが楽しみにしている、あの時間を割いてでも入ってきたんだから。本物か、なんちゃってか楽しみにしてるよ」

――全日本のトップを目指して参戦してきたということは、宮原選手として当然譲れないところだが?

▼宮原「俺も常にナンバーワンを目指している立場としては、遅かれ早かれ交わる時が来るんじゃないかと思ってたけどね。あとはファンの声じゃないですか? どうなるのか。見たいのか? 見たくないのか? どんな戦いが見たいのか?」

――芦野選手は前の団体でトップを張っていたが、全日本のエースとして迎え撃つ立場としては負けられない戦いになる

▼宮原「もう元なになにとか、僕は興味ないんで。元なになにとか、それは知っている人だけ知っていればいいことであって、僕は過去に興味ないし、今の僕が元三冠チャンピオンっていうものを言ったことはない。僕は自分の過去でさえ興味ないんで。常に今を生きている男としては、彼がどんな戦いをして、どこにいたのか。そんなの俺の耳には入ってないし、そのことに興味もないしね。俺は知らない。ただね、今、宮原健斗コールの渦巻く中で、入ってきた男がいるんだよ。目の前に。それは戦うか、戦わないか、そこだけですよ。全日本プロレスを守るとか、そんなおこがましいことは言いませんよ。彼だって全日本プロレスでナンバーワンを目指しているんだから。どこにいたとか、元なになにとか興味ないですよ。それは俺自身に対してもそうだし。今、目の前にいた男と戦うだけですよ。彼もプライドを持って全日本プロレスでナンバーワンを目指しているんだから。『ナンバーワンを目指そう』というレスラーが戦うのは必然じゃないですかね? そんな目をしてましたよ」

――リング上で王道というフレーズを口にしたが、芦野選手と戦ううえで思うところがあってあえて出した?

▼宮原「あれはリップサービスですよ。ファンが喜ぶかなと思って。僕は別にそんなに意識はしてないですよ。僕はイチ宮原健斗として勝負しようと思っているんで。全日本プロレスを守るなんてね、よくプロレスラーが言いそうな言葉だけどね。そんなものはレスラーがしなくても守られているんだから。ただ戦うだけですよ。ナンバーワンを目指す者同士、どっちが全日本プロレスのナンバーワン、先頭を走る人間になるんだってね。ただ、彼はそんな目をしてた。初めて見たけど、彼はそんな目をしてましたよ」

【ヨシタツの話】「今日はね、ちゃんと予言通り暴走革命狂戦士でいったから。でもね、あいつ返してきたね。面白い。ああじゃないと。ああやって、やられたらやり返してこなきゃ面白くないよ。To be continuedだね。三冠持っているから、ちょうどいいんじゃないの? ヘタしたら、本当に数日間で三冠も世界タッグも移る可能性ってあるからね全然。いきなり来月、再来月、俺が5冠チャンピオンっていう可能性だって全然あるから。この諏訪魔キラーのヨシタツが。今、諏訪魔が5冠持っているというのも、完全に俺の最大のチャンスっていうかね。凄いチャンスだから。面白いよ俺自身。いいね、諏訪魔。どんどんこれからもああやってやりたいね。イスを使ったりとか、凶器攻撃っていうのは基本的に俺のポリシーの中でないんだけど、嫌いなんだけど、諏訪魔だけ限定でやってもいいと今日思ったね。次もまた何でもやってやる。諏訪魔、覚悟しとけ。We can do it! Stay tuned!」

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