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5/16【DDT】遠藤が樋口にリベンジでKO-D王座挑戦剣を2週間ぶり奪還

 WRESTLE UNIVERSEで『DDT TV SHOW! #3』が16日、放送され、遠藤哲哉が樋口和貞にリベンジを遂げ、KO-D無差別級王者・田中将斗への“挑戦剣"を奪還した。

 遠藤はこの日のメインイベントで佐々木大輔と組んで竹下幸之介&彰人組と対戦。一進一退の激しい攻防となった中、サソリ固めの体勢に入った彰人をエビ固めで丸め込んで3カウントを奪取。彰人が保持していた「いつでもどこでも挑戦権」が遠藤に移動した。

 マイクを持った遠藤は今林久弥アシスタントプロデューサーを呼び出すと、「さいたまSAはなくなったけど、この挑戦権はKO-Dに挑戦する“剣"に挑戦できるのか?」と確認。行使可能とわかると、「樋口! いたら出てこい! これが何かわかるか? 今からテメェの剣に挑戦してやる」とアピール。5・2TVマッチ以来2週間ぶりの再戦となる両者の“挑戦剣"争奪戦が急きょ組まれた。

 想定外だった樋口はリングシューズを履いておらず、裸足のまま試合をする事態に。それでもラリアット、パワースラムなど得意のパワー殺法で攻め立てたが、遠藤はエプロンでのブレーンバスター、スワンダイブ式ファイアーバードスプラッシュなどで反撃。その後、壮絶なチョップ合戦、ラリアット合戦が繰り広げられたが、遠藤が旋回式トーチャーラックボムからシューティングスタープレスを鮮やかに決めてピンフォール勝ちを収めた。

 休憩なしの2連戦を制した遠藤が“挑戦剣"を奪い返した。「1回、こんな挑戦剣いらないと言ったけど、レスラーは自分の発言に責任を持たなきゃいけない」と言い切ると、「前回(5月2日)、『挑戦剣を取り戻す』と言った。言ったことは守る。有言実行だ。今林さん、この剣はいつ使えるんだ?」と確認した。

 挑戦剣は6・7さいたまSA大会で使用できるものだったが、同大会の開催が見合わせになってしまったため現時点で権利行使の舞台は未定。今林APが「しかるべき場所を用意します」と返答すると、再びマイクを持った遠藤は「今日もこんな薄暗い会場で、観客もいない中でプロレスしたけど、なかなか慣れないものだな。オレたちもつらいけど、世の中の全員、総じて大変な思いをしてると思う。でも絶対100パーセント、この苦境を乗り越えて、また満員の会場でプロレスができるよう、DDTのレスラー全員で願ってる。その前に挑戦するのかもしれないけど、それまでこれは守り抜く」と誓ってみせた。

※写真、情報提供:DDTプロレスリング

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