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5/24【全日本】芦野が初遭遇・宮原を圧倒、ゼウス宣戦布告で初対決実現へ

『ReOStaff株式会社 presents 全日本プロレス中継2020 #4〜王道への誘(いざな)い〜』(2020年5月24日放送)
○芦野祥太郎&羆嵐vs宮原健斗&フランシスコ・アキラ×

 芦野が初遭遇となった宮原を圧倒。試合後、宣戦布告してきたゼウスとの初対決が浮上した。

 全日本参戦以来3連勝中の芦野。5・16TVマッチで宮原に対戦を要求し、この日注目の初遭遇が実現した。その前に両者はオープニングで舌戦を展開。芦野は「今日はお前の技全部封じてやるからよ。シャットダウンスープレックス、出してこいよ。お前がな、それを出した時が最後だ」と強気に通告していた。

 5・5TVマッチ以来の参戦となった羆嵐と組んだ芦野は宮原と先発で対峙。のっけからアンクルロックの構えに入って揺さぶりをかけ、場外戦ではスリーパーで絞め上げる。宮原にみせつけるようにアキラをジャイアントスイングでぶん回し、マフラーホールドで絞め上げるなど圧倒した。交代した宮原がフロントハイキック、低空ドロップキック、顔面ドロップキックの波状攻撃に出ても、芦野はエルボースマッシュで応戦。フロントスープレックスで投げ飛ばした。

 そして終盤、見せ場が訪れた。アキラをアンクルロックで捕らえると、宮原がカットに急行。ブラックアウトを芦野に突き刺し、シャットダウンの構えに入った。が、芦野はこれを予告通りに振りほどくとアンクルロックで捕獲。レフェリーの制止も無視してしばし絞め上げた。

 最後はアンクルロックでアキラを料理。試合後、お株を奪うポーズを決めた芦野は宮原の左足を踏みつけながら、近距離で睨みつけて勝ち誇った。初対決で最高男を圧倒してみせた芦野だが、「まったく満足してない。むしろ始まったばっかり。いや、まだゼロだよ。まだ1にもなってない」とまだまだ物足りない。「これを1にも2にも10にも100にもしていくのは俺がやってやるからよ。お前はドッシリと構えといてくれ」と宣言し、「待っててくれよ。もうすぐシングルできるよう俺も全日本で結果残していくから」と機運を高めての一騎打ち実現を見据えた。

 一方で新たな敵が現れた。ゼウスだ。試合後、芦野がマイクを持つと、疾風のごとく現れたゼウスが両腕バイセップスエクスプロージョンで芦野&羆嵐を襲撃。児玉をチョークスラムで叩きつけ、リフトアップスラムで芦野&羆嵐に向かって投げつけると、「オイ、俺が気に入らんのはお前らじゃ! ここをどこのリングやと思ってんねん? おぉコラ! あんま調子に乗っとったらしばくぞ、オラ!」と宣戦布告した。

 前回5・16TVマッチでゼウスは「気に入らんのじゃ!」と不満を爆発させていた。その気に入らない対象こそが芦野らEnfants Terriblesのことだった。これには芦野も「次に当たった時は覚えておけよ。絶対に次当たるから」と徹底抗戦の構え。「ゼウス、人生祭りだそうだな。その祭りは俺が中止にしてやるからな」と予告した。

 宮原に続く元三冠王者との初対決が決定的に。三冠ベルト挑戦に前進するためにも芦野はゼウスという関門を突破あるのみだ。

【試合後の芦野&羆嵐】
▼芦野「オイ? 何だよ、あいつ?」

▼羆嵐「最後の何だ? あの筋肉の塊みたいなヤツ」

▼芦野「ちょっと待ってくれよ。今日は俺、初めて宮原健斗と試合したんだぞ。そんでよ、宮原からは獲ってねぇけど、フランシスコ・アキラから獲ったんだよ、アンクルで。今日もアンクルでまた全日本の所属選手をタップアウトさせてんだよ、こっちは。お前、ちょっとはよ、勝利の余韻っていうものに浸らせてくれよ」

▼羆嵐「もう全部、記憶が筋肉の塊のヤツになってるよ」

▼芦野「ただよ、宮原健斗。今日で満足してないんだよ、俺。まったく満足してない。むしろ始まったばっかり。いや、まだゼロだよ。まだ1にもなってない。これを1にも2にも10にも100にもしていくのは俺がやってやるからよ。お前はドッシリと構えといてくれ。歴代の素晴らしい三冠元チャンピオン、宮原健斗。待っててくれよ。もうすぐシングルできるよう俺も全日本で結果残していくから。あのヤロー、ゼウスだな?」

▼羆嵐「ゼウス。塊だよ、筋肉の」

▼芦野「今、この情勢だよ。日本中どこもかしこも祭りが中止になってんだよ。わかるか? ゼウス、人生祭りだそうだな。その祭りは俺が中止にしてやるからな。次に当たった時は覚えておけよ。絶対に次当たるから」

▼羆嵐「絶対当たるな」

▼芦野「当たるから。オイ、ゼウス! 祭りは中止じゃ! クソが」

▼羆嵐「中止だ! 覚えとけ!」

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