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6/12【NOAH】ノアJr.混とん拍車 「原田vsHAYATA」大乱闘で決着持ち越し、小峠は鼓太郎急襲でGHCジュニア挑戦

『NOAH In The Spotlight day3』ノア特設アリーナ(2020年6月12日配信※TVマッチ)
○原田大輔vsHAYATA×

 原田とHAYATAによる遺恨マッチはセコンド乱入による大乱闘で決着持ち越しに。一方で乱闘のさなかに飛び込んだ小峠が鼓太郎を急襲してGHCジュニア王座挑戦権をゲットし、ノアジュニアの混とんっぷりにさらなる拍車がかかった。

 3日間に渡って続いてきたノアジュニア主体のTVマッチ。その“大トリ"に据えられたのが「原田vsHAYATA」遺恨決着戦だった。

 “裏切り者"HAYATAを制裁せんと2日間に渡って殺到した原田だったが、急所攻撃で巧みに切り抜けられて取り逃がし続けた。「逃げんな!」と一騎打ちを要求して、最終日に遺恨シングルマッチが実現した。

 原田セコンドにタダスケ、YO-HEYの元RATEL'S勢、HAYATAセコンドに鼓太郎&小川のSTINGER勢が就くなか、序盤から怨念のこもった打撃を徹底的に叩き込んだ原田が、HAYATAにマットを這わせ続けた。折れないHAYATAもノータッチトペやムーンサルトで巻き返したが、原田も雪崩式の肩車ジャーマンに成功してフィニッシュ態勢に入る。

 ところがHAYATAは片山ジャーマンをまたもや急所蹴りで切り抜けると、逆にヘデックを発射。ならばと原田も“空中ローブロー"で鮮やかに股間をかち上げ“目には目"の報復に成功だ。

 そのまま原田が猛ラッシュ。ニーアッパー、ローリングエルボーとたたみ掛け、今度こその片山ジャーマンがガッチリ決まって勝負あり……かと思われた。

 セコンドの鼓太郎と小川がリング上に飛び込んで公然と3カウントを阻止し、即座に反則裁定。負けじとタダスケとYO-HEYも飛び込んで“STINGERvs元RATEL'S"の大乱闘に発展した。STINGERが競り勝ってリング上を占拠したものの、そこへ花道ダッシュで飛び込んできた男が一人。FULL THROTTLEの小峠だ。

 鼓太郎のGHCジュニア王座挑戦を猛アピールしていた小峠だが、この日の第4試合で一蹴されていた。混乱に乗じてリングに滑り込んだフルスロットル男は、鼓太郎をキルスイッチでKO。鼓太郎も「そこまでしてやりてぇんだったら、やってやるからよ。フルスロットルで来いよ。俺はセカンドギアで相手してやっからよ」と承諾し、小峠のGHCジュニア王座挑戦が決定的となった。

 とにもかくにも、混乱に次ぐ混乱の末に、元RATEL'S勢とHAYATAの遺恨決着は持ち越しに。鼓太郎に肩を貸してさっさと退場するHAYATAの背中に、原田は「おい、HAYATA。逃げんな! 待て。待てよ、HAYATA。こんな終わり方でふざけんな。逃げやがって。かかってこい。もう1回やるぞ!」と怒りのマイクをぶつけたものの、HAYATAは不敵な笑みを浮かべながら姿を消した。

 おさまらない原田は「俺もタダスケもYO-HEYも、何ひとつお前を許してへんのや。わかるか? 俺ら3人とシングルやれ、コノヤロー」とHAYATAに元RATEL'S勢との“ケジメのシングル三番勝負"を要求した。

 ともあれ、遺恨戦は決着どころか炎上し、火事場泥棒的に得をしたのは小峠…。ノアジュニアはTVマッチ3連戦を経て、その“混とんっぷり"に拍車がかかった。


【試合後のバックステージ】

▼鼓太郎「小峠、新しいチーム作って、これでいいのかよ? あそこまでして、やりてぇんだったら、やってやるからよ。フルスロットルで来いよ。俺はセカンドギアで相手してやっからよ」

※鼓太郎が去り、残ったHAYATAはダメージが残って立ち上がれない。小川が介抱しているところへ、原田&タダスケ&YO-HEYが殴り込んでくる

▼原田「おいHAYATA! お前なにがしたいんじゃコラ! もう1回やれ、俺と! タダスケともYO-HEYともやれ!」

※両軍もみ合いとなるが、小川とHAYATAは原田らを振り切るようにその場を離れる

▼原田「なんだオラ! ふざけんなオラ!」

▼YO-HEY「逃げんのか! また逃げんのか!?」

▼原田「おい待てHAYATA! しょうもない。こんなやり方しかでけへんのか!? ふざけんな! さっきも言った通りや! あいつが逃げんなら、俺たちは…俺は! あいつがどこ行っても追い詰めるぞ! とことん! 追い詰めるぞ!」

▼YO-HEY「ハイ、俺も!」

▼原田「みんなムカついとるねん! あいつに!…いや、あいつらや! ふざけんなこの野郎! ナメんな!!」

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