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6/13【DDT】佐々木快勝も大の字 6・27新宿でブルックスとのリマッチ決定

 TVマッチ『DDT TV SHOW #6』が13日、配信され、UNIVERSAL王者・佐々木大輔が勝利したものの、6・27新宿大会で前王者クリス・ブルックスとのリマッチが決まった。

 この日、佐々木は高尾蒼馬と組み、ディザスター・ボックスのHARASHIMA&吉村直巳と対戦。一進一退の戦いが繰り広げられ、佐々木が高梨将弘の得意技であるタカタニックと同型のササタニックを吉村に決めて勝利を飾った。佐々木は6・6TVマッチで木高イサミ、勝俣瞬馬との3WAY戦を制してUNIVERSAL王座3度目の防衛に成功。試合後、左足腓骨、脛骨骨折で欠場中の高梨を次期挑戦者に指名していたが、改めてメッセージを送った形となった。

 すると高梨が松葉杖をついて現れた。「お前に指名されて、4ヵ月ぶりにリングに上がった。短いのか長いのかわからないくらい、プロレスから離れた生活を送ってた。復帰はまだ考えられない。復帰したら、ぶん殴ってやる」と通告すると、佐々木は「マサ、来てくれてうれしい。このベルト、お前が復帰するまで、オレは待ってるよ」と宣言するや、高梨がケガしている左足に蹴りを入れた。

 パートナーの窮地にブルックスが現れた。すると高梨が佐々木を松葉杖でぶっ叩いてお返し。ブルックスがプレイング・マンティスボムを見舞うと、佐々木は大の字となった。高梨は「残念だったな。テメエよ、その(挑戦)権利、クリスにしようと思う。クリスがベルトを獲る」と挑戦権の譲渡を宣言。これが認められ、6・27新宿大会でブルックスが佐々木のUNIVERSAL王座に挑むことが決まった。

 大ダメージを負って何とかコメントスペースにたどり着いた佐々木はへたり込んだまま、「どうなってんだ? 誰か知ってるか? オレが勝ったのか? 今日も体中が痛い。クリスが挑戦? そんな話知らない。マネジャー(島谷常寛)を通して話してくれ」と混乱するばかり。一方、3・20後楽園大会で佐々木に敗れて以来、3ヵ月ぶりにリターンマッチのチャンスを得たブルックスは「(高梨の)骨折してる足を蹴るなんて見てられなかった。シングルでのタイトル戦を待っていた。こうやってDDTのファンの前でできるのはうれしい」と喜び、「タカナシの一発は最高だった。さっきのスイングを見るかぎり、タッグベルトも獲れる」と満足げで、高梨も「(佐々木には)一番イヤな展開だろうけど、オレにはうれしい展開」としてやったりの様子だった。

※写真、情報提供:DDTプロレスリング

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