プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

6/19【NOAH】ナショナル挑戦者決定Tスタート 初戦完勝の北宮が王者・中嶋に「心底気に食わねえ」

『ALL FOUR SIDES GHCナショナル選手権次期挑戦者決定トーナメント』ノア特設アリーナ(2020年6月19日配信※TVマッチ)
1回戦 ○マサ北宮vs大原はじめ×

 GHCナショナル王座の次期挑戦権を争う過酷な1DAYトーナメントの配信がスタート。1回戦で大原に完勝した優勝候補・北宮は、「心底気に食わねえよ、すべてが」とトーナメントを提唱した王者・中嶋への反骨心と憎悪をむき出しにした。

 6・14TVマッチで井上雅央の挑戦を退けて初防衛に成功した中嶋が、さらなる刺激を求めて次期挑戦者決定トーナメント開催を提唱。“無差別級"のタイトルコンセプト通り、階級・キャリア・国籍に一切の制限を設けず広く挑戦者を募った。

 エントリーしたのは実に14選手。しかも、いわゆる“1DAYトーナメント"となった。『WRESTLE UNIVERSE』の配信こそ2日間に分けられた(※サムライTVは一日で一挙放送)ものの、一日で実に13試合が行われ、優勝するには最低でも“一日3勝"以上が求められる超過酷なトーナメントとなった。

 ユニットとして最も“赤ベルト"への執着をみせたのは、赤の反骨集団・金剛。タイトル無縁の状況が続くだけに、拳王をのぞく5選手を投入した。

 なかでも実績上位でナショナル王座への挑戦歴もある北宮は優勝候補。1回戦ではジュニアの大原と激突し、のっけから腕攻めで主導権を握った。大原のムイビエンも力ずくで脱出。大原もラリアットをカウント1で返すなど気迫をむき出しにしたものの、最後はスキを突いて脇にもぐり込んだ北宮が、サイトースープレックス2連発でマットに沈めた。

 赤ベルト奪取へまずは完勝発進。シングルタイトル獲得は悲願だが、今回はそれ以上に勝ち抜かねばならない事情もある。

 かつての兄(あに)弟子である現王者・中嶋は、自身にとって現在最大の“怨敵"と言っていい存在。昨年「健介オフィスに入門したその日から、中嶋勝彦、てめえのことが心底大嫌いなんだよ」と告白したのは記憶に新しい。

 試合を終えた北宮は「何が挑戦者決定トーナメントだ。随分と偉そうだな。随分と生意気なマネしてくれるじゃねえか、中嶋勝彦。気に入らねえからよ、俺が全部勝って、お前んとこ行ってやるよ」と宣告。「ホントに心底気に食わねえよ、すべてが」と吐き捨て、反骨心と憎悪をむき出しにした。

【北宮の話】「何が挑戦者決定トーナメントだ。随分と偉そうだな。随分と生意気なマネしてくれるじゃねえか、中嶋勝彦。気に入らねえからよ、俺が全部勝って、お前んとこ行ってやるよ。ホントに心底気に食わねえよ、すべてが。首洗って待っとけこの野郎!」

プロ格 情報局