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6/20【DDT】Eruptionが6人タッグ王座奪取 赤井は里村との七番勝負最終戦が決定

 新宿FACE大会『DDT TV SHOW! #7』が20日、行われ、樋口和貞&坂口征夫&赤井沙希がKO-6人タッグ王座を奪取。同王座初戴冠を果たした赤井は7・3新宿大会で決まった里村明衣子との七番勝負最終戦へ向けて必勝を誓った。

 この日のメインはKO-D6人タッグ王座戦。王者・遠藤哲哉&T-Hawk&エル・リンダマンの#DAMNHEARTSに、樋口&坂口&赤井のEruptionが挑戦した。唯一の女子選手で、不利は否めない赤井だが、得意のキックなどで果敢に攻め立て、#DAMNHEARTSの厳しい反撃を耐え抜くと、15分過ぎにはリンダマンにフライング・ボディアタック、フェースバスター、顔面蹴りとたたみかけた。さらに樋口が強烈なラリアットをリンダマンに叩き込むと、赤井がケツァル・コアトルで追い討ち。最後は樋口が轟天でリンダマンから3カウントを奪った。

 Eruptionが6人タッグ王座を奪取。赤井は同王座初戴冠となった。試合後、今林久弥アシスタントプロデューサーがリングに上がり、新王者組の初防衛戦が7・23後楽園大会となることを決定(挑戦者は未定)。7・3新宿大会で“おきばりやす"七番勝負最終戦「赤井vs里村」を行うことも発表した。

 坂口「正直、今のチャンピオン、個の力では無理だと思ってた。ただウチら3人が力を合わせれば、いけると思って。今日改めて思った。ここにいる二人は頼もしい。今日一番輝いていたのは赤井。本当によく頑張った。6人タッグ巻く価値のある選手になったと思う。この調子なら、七番勝負も誰だろうがいけるよ。食ってやれ」

 樋口「この3人で6人タッグ巻けたのが本当にうれしいです。今日一番頑張ったのは赤井さん」

 パートナー二人から称えられた赤井は思わず涙。「正直、痛かったけど、痛くなかった」と振り返ると、「もうちょっと勝った余韻に浸りたかったんですけど、七番勝負最後の相手が里村さんということで、私がこの団体のベルトを狙っていいと思わせてくれた選手です。最終戦、誰が来ても勝ちます! 皆さん、見届けてください」と締め、里村戦での勝利を誓っていた。

【赤井の話】「(相手に)なめられてると思ったから、しつこくいった。女子なんで、KO-DもEXTREMEも見てる側だった。でも里村さんがKO-D(無差別級)を獲って、『女子でも獲っていいんだ』って、消してた可能性を感じた。性別は関係ない。私が獲ったことで、男でも女でも獲りにきてほしい」

【坂口の話】「男3人でも、ミックスでもいい。あれだけ強いチャンピオンに勝ったんだから、KO-Dタッグチャンピオン(上野勇希&吉村直巳)が誰か一人連れてきてもいい」

【樋口の話】「3人で巻けたのがうれしい。DDTに新しい風を吹かせる。どんどん防衛して、上に上がっていきたい」

※写真、情報提供:DDTプロレスリング

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