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6/24【新日本】“金丸アレルギー"克服で石森8強一番乗り オカダと元闘龍門対決へ

『NJPW WORLD Special NEW JAPAN CUP 2020』会場非公表(6月24日※無観客TVマッチ)
2回戦 ○石森太二vs金丸義信×

 『NEW JAPAN CUP』(NJC)2回戦で石森が実に8度目の正直で金丸からシングル初勝利。8強一番乗りでオカダ・カズチカ戦との“元闘龍門対決"へと駒を進めた。

 ノア時代を含めて石森は金丸にシングル未勝利。互いに新日本に主戦場を移して以降も、ベスト・オブ・ザ・スーパージュニアで2年連続(2018年、2019年)で金丸が丸め込んでいた。スーパージュニアの開催が見送られた今年は、NJC2回戦を舞台に一騎打ちが実現。1回戦で金丸は上村優也、石森はゲイブリエル・キッドをそれぞれ下しての激突となった。

 入場中の石森を背後から奇襲した金丸がのっけから主導権。老かいなヒザ攻めでねちっこく攻め立て、石森のスピードを殺しにかかる。石森がハンドスプリング式の延髄斬りで逆転しても、レフェリーをぶつけて追撃を阻止。無法地帯を利用して上空ホイップ式の急所剣山を繰り出すや、ウイスキーを口に含んで噴射しようとした。

 ところが石森も口を長時間ふさいで金丸を呼吸不能に。思わず金丸は飲み込んでしまう。このご時世にデリケートな“飛沫攻撃"を防がれた金丸も、すぐさま裏DDTで逆襲に転じたものの、負けじと石森もディープインパクト狙いを空中キャッチしてサイファーウタキを狙う。

 金丸も巧みに丸め込んで切り返したが、ならばと石森もトルネード式の首固めを未遂に終わらせるや、ショートレンジ・ジャンピングニーをズバリ。立て続けに今度こそのサイファーウタキ発射に成功し、最後は必殺ブラディークロスを見舞って3カウントを奪ってみせた。

 ノア時代から続く“金丸アレルギー"を実に8度目の正直で克服してNJC2回戦を突破。8強一番乗りを果たした石森はガッツポーズを繰り返した。

 続く7・2TVマッチではオカダ・カズチカ相手の準々決勝。“元ノア対決"の後は“元闘龍門対決"となるが、石森は「対ヘビー、おもしれえじゃねえか! この『NEW JAPAN CUP』で、新日本と世の中をRebornさせねぇとな。オマエらに見せてやるよ。It's Reborn!」と意気軒昂だった。


【石森の話】「(※インタビュースペースに着くとヒザをついて座り込み)ヨシ! ヨシ! ヨシ! シングル、8度目の正直! だいぶ年月経っちまったけど、金丸アレルギー、克服! ちょっと、ちょっと、余韻に浸らせてくれ。(※小さく握りこぶしを作り、やがて座り直す)ヨシ! 次は、コレ(※レインメーカー・ポーズ)か? コレ(※敬礼)か? 楽しみじゃねぇかよ! 対ヘビー、おもしれえじゃねぇか!他のブロックには先越された感じがちょっとするけど、この『NEW JAPAN CUP』で、新日本と世の中をRebornさせねぇとな。オマエらに見せてやるよ。It's Reborn!」

【金丸の話】「(※肩を借りてインタビュースペースの前を通過しながら)オイ、たまたま勝って調子に乗んじゃねぇぞ、この小僧! 石森!」

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