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7/10【全日本】北斗が亮生撃破で2連勝 あすなろ杯優勝による世界ジュニア再挑戦ぶち上げた

『全日本プロレス中継2020 #8.5〜ターニングポイント〜』(2020年7月10日放送)
「第5回あすなろ杯争奪リーグ戦」公式戦 ○大森北斗vs青柳亮生×

 北斗が亮生との同期対決を制して開幕2連勝。「横須賀ススム! てめぇ、俺とシングルやれ。あすなろの優勝トロフィーを持ってよ、速攻で乗り込んでやるからよ」とあすなろ杯に優勝しての世界ジュニア王座再挑戦をぶち上げた。

 「第5回あすなろ杯争奪リーグ戦」はこの日が2戦目。初戦でHAYATOを破った優勝候補の北斗は亮生との同期対決を迎えた。ランニングエルボーで先手を取ってポーズを決めた北斗だが、ドロップキックで場外に蹴落とされ、トルニージョを被弾してしまう。それでもコンプリートショットで亮生の追撃を止め、ネックブリーカードロップ、バックドロップで攻め込んだ。

 このまま終われない亮生も起死回生のミサイルキックで反撃。ドロップキック、ハンドスプリングジャンピングエルボー、ミサイルキックと跳躍力を活かした攻撃を連発した。すると北斗はローリングエルボーで応戦。最後はジャーマン2連発で3カウントを奪った。

 北斗が亮生に完勝。リーグ戦無敗の2連勝を決めた。これで残る公式戦は7・13新木場大会の田村戦のみ。田村もこの日、HAYATOを破って2連勝を決めており、この一戦の勝者が全勝優勝となる事実上の優勝決定戦となった。「一番の強敵になるだろうと思ってたのはライジングHAYATOで、意外性がある奴は誰だと思ったら青柳亮生だったけど、田村男児には何も感じねぇんだよ」と同期をこき下ろした北斗は「何も考えてねぇだろ? 体だけどんどんデカくしたってな、俺には一生勝てねぇんだよ」と断言。もはや北斗にとってあすなろ杯優勝は既定路線で、「田村なんかどうでもいい。横須賀ススム! てめぇ、俺とシングルやれ」とアピール。「あすなろの優勝トロフィーを持ってよ、速攻で乗り込んでやるからよ。待っとけ」とススムに通告。あすなろ杯優勝の肩書を引っ提げての世界ジュニア再挑戦を見据えた。

 一方、2敗目を喫した亮生は最終戦を待たずして脱落が決まってしまった。あとは7・13新木場大会のHAYATO戦を残すのみ。今年1月にHAYATOが参戦した当初、感情的に対立していたが、ようやく1対1で白黒つける時がきた。同期対決で北斗との差を突きつけられた亮生は悔しさをむき出しにしつつ、「もう優勝とかはちょっとないですけど、最後の一戦だけでも獲ります」と何としてもHAYATOから1勝を勝ち取る構えをみせていた。

【北斗の話】「見ての通り2勝目だ! あすなろ杯制覇まであと1勝。ラストは田村男児。まぁ、一番の強敵になるだろうと思ってたのはライジングHAYATOで、意外性がある奴は誰だと思ったら青柳亮生だったけど、田村男児には何も感じねぇんだよ。何もあいつには感じねぇ。何も考えてねぇだろ? 体だけどんどんデカくしたってな、俺には一生勝てねぇんだよ。オイ、田村なんかどうでもいい。横須賀ススム! てめぇ、俺とシングルやれ。あすなろの優勝トロフィーを持ってよ、速攻で乗り込んでやるからよ。待っとけ」

【亮生の話】「あぁ、もう! クソ。もう優勝とかはちょっとないですけど、最後の一戦だけでも獲ります」

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