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7/18【NOAH】“最終決戦"前日…元RATEL'Sがイリミネーションで前哨戦制す 原田「今日以上の苦痛」通告

『STAY TOGETHER FOREVER! Day1』東京・後楽園ホール(2020年7月18日)
イリミネーションマッチ ○原田大輔&タダスケ&YO-HEYvs鈴木鼓太郎&小川良成&HAYATA×

 STINGERとの最終決戦前日に、元RATEL'Sトリオがイリミネーションマッチに勝利。前哨戦を制した原田は「「HAYATA、小川。明日やな。今日以上の苦痛をHAYATAとお前に与えたるからな」と通告した。

 あす(19日)に迫ったGHCジュニア王座戦「(王者)鼓太郎vsYO-HEY(挑戦者)」と同ジュニアタッグ王座戦「(王者)小川&HAYATAvs原田&タダスケ(挑戦者)」。これまで激しい抗争を展開してきた元RATEL'SとSTINGERによる最終決戦を前に、両軍によるイリミネーションマッチが行われたが、RATEL'Sが勢いで押し切った。

 序盤から裏切り者・HAYATA制裁に動いた元RATEL'S。それでもHAYATAが自力で挽回し、小川に繋いで反撃に転じるかと思いきや、タダスケが狙いすましたラリアットを振り抜いてそのまま小川を押さえ込み、わずか2分ほどで脱落に追い込んだ。気合いの入ったYO-HEYもしつこく顔面Gを狙って鼓太郎を撃破。元RATEL'Sは3対1という圧倒的有利な状況に持ち込んだ。

 集中砲火を浴びながらも粘りに粘るHAYATAは、YO-HEYをオーバー・ザ・トップロープで脱落させると、誤爆を誘ったすえにタダスケをクロスフィックスで丸め込み、原田との一騎打ち状態に持ち込む。そして再び丸め込みで勝利を狙ったが、しのいだ原田がニーアッパー、ローリングエルボーと大技ラッシュに打って出ると、最後は片山ジャーマンで3カウントを奪い取った。

 HAYATAの猛反攻を受けながらも、原田がキッチリと激勝。元RATEL'Sが最終決戦に向けて弾みをつけた。HAYATAを踏みつけ、小川を挑発した原田は「HAYATA、小川。明日やな。今日以上の苦痛をHAYATAとお前に与えたるからな。明日も覚悟してこいよ」と通告。「明日、俺とタダスケで、そしてYO-HEYで、お前ら3人倒して俺たちがベルト独占するぞ。以上!」と最終決戦での完全勝利を誓った。

 自粛期間中のTVマッチでもいつ果てることなく抗争を続けてきた両軍だったが、それも明日で最後。原田たちはジュニアシングル、ジュニアタッグ両方のベルトを奪取し、STINGERとの戦いに終止符を打つ構えだ。

【試合後の原田&YO-HEY】
▼YO-HEY「まあ、明日も我々3人、みんなもタイトルマッチがあるから、このSTINGERとのイリミネーションマッチというのは、誰が見てもわかるように、当たり前に明日の大会に繋がる、勢いづくためにメチャクチャ大事な試合であって。それに俺たち元チームメイトでSTINGER相手に勝ったというのはメチャクチャデカいし。まああとは、おいらはおいらで、鈴木鼓太郎のことを1、2、3…3カウントをバッチリ取ったから。今日はちょっと向こうもなんじゃこの王様みたいな感じで、クルクルパーになっているかもしれんけど、明日は明日で俺がいろいろ用意しておくから。お楽しみください、鈴木鼓太郎選手。どうぞよろしく」

▼原田「わかったやろ、HAYATA。結局お前はひとりじゃなんもできへん。小川とか、鈴木の陰に隠れなきゃなんもできへんやろ。明日な、今日以上の痛みをお前に味わわせたるからな。楽しみにしとけ」

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