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7/20【DDT】秋山率いる「準烈」が本家「純烈」と対面で公認得た

 秋山準率いるスーパー戦闘ユニット「準烈」(リーダーは大石真翔)が20日、本家ともいえるスーパー銭湯アイドルで男性歌謡グループ「純烈」と対面し、公認を得た。

 これまで秋山、大石、渡瀬瑞基、岡谷英樹の4人は「秋山軍(仮)」として活動してきたが、各選手のツイッターでユニット名を公募。その結果、ファン投票で「準烈」に決まった。

 読みが同じ「じゅんれつ」とあって、本家の許可を得るべく「準烈」の4人はこの日、「純烈」が所属する事務所の都内オフィスを訪ねた。「純烈」はステージ衣装で待ち受けていたが、「準烈」は約束の時間から3分ほど遅れながらも試合用コスチュームで登場した。両ユニットがそろうと、それぞれが自己紹介。「準烈」は大石がリーダー、渡瀬が特攻隊長、岡谷が鉄砲玉、秋山がリードボーカルと各人の役職を発表した。

 大石がことの経緯を説明し、今林久弥アシスタントプロデューサーが「認めていただけますでしょうか?」と問うと、「純烈」リーダーの酒井一圭は「もちろんOKです。大喜びです。『じゅんれつ』という名前がプロレス界にも響き渡る」と快諾。大石は「ダメなら、闘ってでも(『じゅんれつ』を)奪い取ろうと思ってました。プロレスの『準烈』として、てっぺんを目指していきます」と安堵しつつ決意表明した。

 すると酒井は「条件があります。『じゅんれつ』と名乗る以上は、ボクらのキャッチフレーズは、夢は『紅白』、親孝行。プロレス界から『紅白』を目指してほしい。プロレスはお客さんが近い。ボクらはお客さんと握手しながら、濃厚なファンサービスが売りなんです。ファンを大事にしてほしい。おばちゃんやマダムを大事にしてほしい」と要望した。大石が「母のマチコが『純烈』の大ファンで新曲のCDも買ったんです。一曲歌ってもらうことはできますか? 親孝行したいんで」と公私混同のお願いをしても、酒井は「マチコさんから、焼きそばも送ってもらったし、親孝行と言われたら断れない」と快諾し、2月26日にリリースした新曲「愛をください〜Don't you cry〜」を「準烈」の前で熱唱する大サービスぶり。大石は母親に送るため、ちゃっかりスマホで動画を撮影した。

 歌い終わった酒井は「お願いがあります。今ライブができない。テレビにも出れない。最大の目標は3年連続『紅白』出場。それに向けて、新しい『準烈』に気合の一撃を入れてもらいたい」と懇願。上半身裸になった酒井に秋山がチョップを叩き込んでリクエストに応えると、酒井の胸元が赤く腫れ上がっていた。

 首尾よく本家の公認を得た「準烈」の4人は4ヵ月ぶりとなる7・23後楽園大会でALLOUT(竹下幸之介、彰人、勝俣瞬馬、飯野雄貴組)との4対4全面対抗戦に臨む。

プロ格 情報局