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7/23【DDT】樋口&坂口&赤井V1、ディーノ&立花&世志琥迎撃へ 青木はEXTREME王座V4

 東京・後楽園ホール大会『Summer Vacation 2020』が23日、行われ、樋口和貞&坂口征夫&赤井沙希がHARASHIMA&アントーニオ本多&里歩組の挑戦を退け、KO-D6人タッグ王座初防衛に成功。青木真也は魔苦・怒鳴門を下してEXTREAME級王座V4を果たした。

 6・20TVマッチで6人タッグ王座を奪取した樋口&坂口&赤井のイラプションがこの日、初防衛戦を迎えた。本多のごんぎつねに惑わされる場面もあったが、連係が冴え渡って逆転。最後は坂口が腕極め三角絞めで本多を絞め上げてギブアップ勝ちを収めた。

 試合後、男色ディーノと立花誠吾が現れた。ディーノが「そのベルトはオレが持った方が輝くんだ。あーん? オレがボコボコにして、オレの靴をなめさせようか。あーん?って立花クンが言ってたんですよ。ベルトに挑戦したいらしいんですよ」と代弁してアピール。もう一人のパートナーについては「我々DDTでこの2人でやって来て、仲間いないかなーって探してきましたけど、いません。なかなかいません。いっぱい探しました。でも見つかりませんでした。スタッフ総出で探して、見つけました。この方です」と言うとビジョンに世志琥が登場し、Tik Tok風に挑戦を表明した。思わぬ世志琥の出現に、赤井は「世志琥? 全然かまへん。ウチは7番勝負終わって、またこうやって守るもんができて、3人は組めば組むほど強くなってんねん。いつでも誰でもやったるわ」と受諾。今林APは9・7後楽園大会で両軍によるタイトル戦を組むことを決めた。

 EXTREME王者・青木は自ら挑戦者に指名した異色のマスクマン魔苦・怒鳴門(マク・ドナルト)とのV4戦に臨んだ。試合は「自由にコスチュームを脱ぐことができる」という特別ルールで行われた。グラウンドでバックの取り合いを展開するなど静かな展開を経て、怒鳴門がキスをしたり、体をなめたりするハレンチ行為で優位に立ったが、青木は冷静に対応。最後はヨーロピアンクラッチでガッチリ固めて3カウントを奪取した。「難解でしたね。暑い。なんか、何やってんだろう?って自問自答させられる相手でした」と振り返った青木だが、「でも、悪くないというか、より幅が広がってますよね。ボク自身の。やりやすくて、やりづらかった」と自身の糧となったことを強調した。

 9・7後楽園で王者クリス・ブルックスにドリュー・パーカーが挑むUNIVERSAL王座戦が決まった。この日、二人はタッグを結成し、佐々木大輔&島谷常寛組と対戦。ブルックスがプレイングマンティスボム、パーカーがスワントーンボムを立て続けに決めるリレーで島谷から3カウントを奪った。試合後、パーカーが「次、DDTのタイトルがほしいです。タッグじゃなくて。クリスさん、あなたのUNIVERSALがほしいです」と挑戦を表明。ブルックスは突然のアピールに戸惑いながらも「マジ? はい。大丈夫です」と応じて握手を交わした。両者が合意したことで、9・7後楽園でのUNIVERSAL王座戦が決定した。

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