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8/4【NOAH】丸藤が潮崎Pキーロック葬でいざ記念日GHC獲りへ 「自信とプライド懸けて勝負だ」

『DEPARTURE 2020 Day1』東京・後楽園ホール(2020年8月4日)
プロレスリング・ノア20周年記念試合 ○丸藤正道&杉浦貴&小川良成vs清宮海斗&鈴木鼓太郎&潮崎豪×

 丸藤が潮崎をパーフェクトキーロック葬。あす(5日)の旗揚げ記念日でのGHCヘビー級王座獲りに向けて弾みをつけると、決戦を前に「お前のその自信と、俺がこのノアで20年間築いてきたプライドを懸けて試合をしよう」と呼びかけた。

 「プロレスリング・ノア20周年記念試合」と銘打たれた6人タッグ戦で、20年前のノア旗揚げ戦に参加した丸藤&杉浦&小川と、ノアでデビューした潮崎&清宮&鼓太郎が対戦。旗揚げ記念日となるあすの後楽園でGHCヘビー級王座を争う王者・潮崎と挑戦者・丸藤にとっては最後の前哨戦となったが、序盤から互いの思いをぶつけ合った。

 8・2新木場に続き、“セルフ・チェーン式"逆水平合戦などで激しくせめぎ合った2人。他の選手もリングに飛び込んで大混戦となると、流れを掴んだ潮崎が豪腕ラリアット、ゴーフラッシャーで勝機を掴んだ。シュートレンジ豪腕ラリアットにこだわって勝負を急いだものの、虎視眈々とチャンスを狙っていた丸藤は飛びついて腕を絡み取り、パーフェクトキーロックに捕獲。リング中央で絞め上げて、潮崎からギブアップを奪い取った。

 最後の前哨戦で、丸藤が潮崎から一本勝ち。ノアマットで20年間戦い抜いてきた勝負強さを見せつける形に。7・18後楽園に続いて王者を下し、ベルト奪取に弾みをつけた丸藤は、「今日この記念すべき大会で小川さんと杉浦さんと組めたことを本当に嬉しく思うし、感謝しています。ありがとう」とまずは記念試合が実現したことに感謝を告げ、腕を押さえてうずくまる潮崎の前に立つ。そして、「潮崎、再びお前のセリフをもらうから。We are real NOAHだ」と断言。そのうえで「でもな、潮崎。今さらお前を否定的に思うところは1つもない。明日、ガッチリやり合おう。お前のその自信と、俺がこのノアで20年間築いてきたプライドを懸けて試合をしよう」と呼びかけた。

 バックステージでは「いい結果というよりは、当然の結果として俺は捉えたいし。まあ、これでここ最近、潮崎から2つ取ってるんでね。しかも違う技で。まだまだ俺には引き出しがあるぞ。潮崎、大丈夫か?」と上から目線で通告した丸藤。「ひとまずだよ。ひとまず勝つだけだ。そこから俺の、ノアの21年目が始まるんだよ。俺しかいないだろ?」。丸藤は絶対的な自信と20年間で築き上げてきたプライドを胸に、旗揚げ記念日でのGHC王座戦に臨む。

【試合後の丸藤】
――明日に向けていい結果になった?

▼丸藤「いい結果? そうだな。いい結果というよりは、当然の結果として俺は捉えたいし。まあ、これでここ最近、潮崎から2つ取ってるんでね。しかも違う技で。まだまだ俺には引き出しがあるぞ。潮崎、大丈夫か? なあ、潮崎、大丈夫か?」

――腕のダメージも深刻そうだったが?

▼丸藤「当たり前だよ、極めてやったんだから。明日、大丈夫か? 心配だな」

――今日は小川選手と杉浦選手とのタッグだったが、この20年を含めて、どういう気持ちだった?

▼丸藤「やっぱりリングに上がってからもそうだったけども、入場する時のカーテンの裏で3人揃ったところで、なんか凄い感慨深いものがあったし。小川さんも一言ね、『20年早かったな』なんて言ってくれてさ。そんな俺たちが今日この試合で負けるわけにはいかないでしょ? そして、タイトルマッチが決まっているのは俺だ。そしたら、俺が取るしかないだろ?」

――その20周年を明日迎える。改めて明日に向けては?

▼丸藤「ひとまずだよ。ひとまず勝つだけだ。そこから俺の、ノアの21年目が始まるんだよ。俺しかいないだろ?」

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