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8/5【NOAH】杉浦軍、今度はCyber Fight軍に? 一時再雇用の鈴木が快勝

『DEPARTURE 2020 Day2』東京・後楽園ホール(2020年8月5日)
○鈴木秀樹&杉浦貴&桜庭和志&ケンドー・カシン&NOSAWA論外&カズ・ハヤシvs拳王&マサ北宮&征矢学&覇王&仁王&稲村愛輝×

 一時再雇用となった鈴木が快勝し、杉浦軍が金剛との総力戦に勝利。暴走したカシンがCyber Fight軍結成をアピールすると、杉浦軍総出で「C」ポーズを披露した。

 20周年記念日に杉浦軍が、金剛相手のセミファイナルに出陣。お揃いの杉浦軍Tシャツで結束をアピールするはずが、カシンはなぜかノアTシャツ姿で登場。それを脱ぎ捨てると、胸板には先日DDTとノアが経営統合して生まれたばかりの「Cyber Fight」のロゴが。これには杉浦たちも苦笑するしかなかった。

 その後もカシンの暴走が目についたものの、この日の杉浦軍はボスの杉浦がメンバーを巧みにコントロール。7・18後楽園では杉浦自身が北宮とショルダータックル合戦で火花を散らしたが、「今日はいこう」と今大会では論外に任せて、真っ向勝負を強要する。さらに、桜庭にはプランチャを指示。桜庭も華麗なダイブでそれに応えた。杉浦本人もラリアットなどで金剛の6人を返り討ちにすると、ノリノリで「アイ・アム・チョーノ! ガッテム!」と雄叫び。これには論外も「蝶野は関係ないでしょ。やり過ぎた…」とこぼすしかなかった。

 そんな中、試合を決めたのは一時的に解雇されたものの、今回の試合から再雇用された鈴木だった。猪突猛進に前に出る稲村を卍固めで絞め上げると、ツームストンパイルドライバーから最後は問答無用のダブルアームスープレックスで勝負あり。キッチリと結果を残して、雇用継続を掴み取った。

 これまではリデット軍を標ぼうして「L」ポーズを決めてきたが、今宵は「Cyber Fight」にあやかり、「C」ポーズを披露した杉浦軍。バックステージでも、カシンが「今後、我々のファイトはプロレスって言わないでほしい。Cyber Fightって。そして、我々はプロレスラーじゃないんだよ。Cyber Fighterだ」と言い張って去っていけば、鈴木も吉村洋文大阪府知事の発言を引用して「うがいしてきました」と連呼するなど大混乱になったが、杉浦は「ちょっとたまにはボスらしいことを。みんなに指示出して。今までボスらしいことをやれなかったんで」と満足げ。愉快な強者たちに囲まれた杉浦軍の居心地はいいようで、「これだけ言わせて。楽しいからいいんだよ。ノア所属じゃこんな楽しめない」と笑顔を覗かせた。


【試合後の杉浦軍】
▼鈴木「なにか伝えたいことがあると?」

▼カシン「新生Cyber Fight軍として…」

▼論外「新生なんですか?(笑)」

▼カシン「今後、我々のファイトはプロレスって言わないでほしい。Cyber Fightって。そして、我々はプロレスラーじゃないんだよ。Cyber Fighterだ」

▼鈴木「なんか懐かしいですね。僕しかたぶんわからないと思いますよ。GENOMEファイターですよね」

▼論外「生中継ですよ?(笑)」

▼カシン「これから我々のことはCyber Fighterって呼んでほしい。あとはよろしく頼むよ」

※カシンが去っていく

▼論外「ボス、大丈夫ですか?」

▼杉浦「いいよ」

▼論外「(鈴木は)久しぶりに」

▼杉浦「いや、もういいよ。今日もバッチリいい働きしてくれたんだから」

▼鈴木「僕はうがいしてきましたよ」

▼論外「結局、一番美味しいところを持っていったのは…」

▼杉浦「なんかまあ、ちょっとたまにはボスらしいことを。みんなに指示出して。今までボスらしいことをやれなかったんで」

▼論外「今日は俺、汗かいたっすわ」

▼鈴木「今までとちょっと違いますけどいいですか?」

▼杉浦「たまには」

▼論外「桜庭さんも二次災害ですよ。いきなり飛んでましたから」

▼杉浦「でも、綺麗だったよ。俺の指示通りみんな動いてくれたんで、今日は最高でした(笑)」」

▼論外「ボスの言う通りで」

――最後のポーズはサイバーの意味?

▼杉浦「Cだから」

▼鈴木「うがいしろ」

――鈴木選手は久しぶりの杉浦軍としての試合だったが?

▼鈴木「そんなことどうでもいいんですよ。うがいしてください」

▼論外「これ、どうなの? ジーダス的には大丈夫なの?(笑)」

▼鈴木「うがいは大事ですからね」

▼論外「今日から我々はサイバー軍で」

▼杉浦「コロコロ変わるなあ」

▼論外「ただ、なんでカシン先輩は今日ノアのTシャツ着てたの?」

▼杉浦「今日はオレンジでみんな揃うかなと思ったのに、なんで自分だけノアを背負ってんだって。一番遠いだろ?」

▼論外「でも、ボソッと『ノアで骨を埋める』って言ってたんで」

▼鈴木「言ってましたよね? 出る前に」

▼杉浦「あの人、職がないから、いろんなところに行って…」

▼論外「さすがに僕、Cyber Fightは予測してなくて。さすがに笑いしかなかったですね」

▼杉浦「ノアに骨を埋めるって言って、その上の親会社にも媚びを売っておいたんだよ」

▼論外「で、Cyber Fighter。我々は巻きこまれたんですね」

▼鈴木「だから、杉浦軍は全員Cyber Fighter」

▼論外「20周年、僕らはノアじゃないんで。杉浦さんが20周年を…」

▼杉浦「いやあ、楽しいっす」

▼鈴木「違う楽しみ方があったと」

▼論外「俺が変なのをどんどん連れてくるから。本当に桜庭さんが一番まともですよね」

▼鈴木「一番汗をかいてる」

▼杉浦「ノアの本当に順当なメンバーじゃこんな楽しめないから(笑)」

▼論外「マジっすか?(笑) 生中継ですよ?」

▼鈴木「やり直しますか?」

▼杉浦「いや、いい。これだけ言わせて。楽しいからいいんだよ。ノア所属じゃこんな楽しめない」

▼論外「いい汗かいてましたね、なんだかんだ」

▼論外「なんだかんだまとまっているんで。みんな集まると。(鈴木は)また解雇されないように」

▼鈴木「今日は大丈夫ですか? ギリギリ?」

▼論外「大丈夫です、大丈夫です。全然大丈夫です。今日はね、みんなメインイベント見たいでしょ?」

▼鈴木「僕らもちゃんとした20年を見ましょう」

▼論外「いやあ、アイ・アム・チョーノはないっすよねぇ」

▼鈴木「何回か言ってましたよね」

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