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8/20【NOAH】N-1連覇宣言・拳王がGHCタッグ決定戦にも異議 「CFの思う通りにはさせねえ」

『GO FOR IT! 2020』東京・後楽園ホール(2020年8月20日)
○拳王&マサ北宮&稲村愛輝vs清宮海斗&谷口周平&稲葉大樹×

 9月開幕の年間最大リーグ戦『N-1 VICTORY』に向けて、昨年覇者の拳王がリング上から連覇宣言。さらには8・30川崎大会のGHCタッグ王者決定戦にも真っ向から異議を唱え、新親会社Cyber Fightの「思い通りにはさせないからな!」と叫んだ。

 8・10横浜文体大会で死闘を展開した潮崎とのダブル王座戦を経て、今年はGHCナショナル王者としてN-1に臨む拳王。この日は北宮&稲村と組んで、清宮&谷口&稲葉組と対決し、最後は稲葉を蹴暴からのPFS(ダイビングフットスタンプ)で仕留めてみせた。

 実に5人がリーグ戦出場を控える“N-1出場者だらけ"の6人タッグマッチで存在感。昨年覇者の貫禄を見せつけた拳王は、マイクを握ると「俺は昨年優勝したディフェンディング・チャンピオンだ。おい、これからノアの歴史をぶち壊す時だぞ。俺がこのままノアの歴史をぶち壊してやる。超特急、超高速で進めていくからな!」と連覇宣言を放った。

 さらに拳王は、8・30川崎大会で行われる新GHCタッグ王者決定戦「潮崎豪&中嶋勝彦vs杉浦貴&桜庭和志」にも言及。コロナ禍で来日困難となったレネ・デュプリ&イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.組が返上し、前王者の“指名"で両チームによる決定戦が組まれた経緯がある。

 拳王は「GHCタッグ選手権、なんだかチャンピオンが返上して、新しいタイトルマッチが組まれた? なんで俺たちが入ってないんだ? チャンピオンが返上するのはまあ仕方ないよ。でもな、返上したチャンピオンの言うことをそのまま聞くんだ? 会社…いや、Cyber Fight! お前らも俺たちを冷遇するつもりか? 俺が、俺たちがノアの歴史をこじ開けていこうとしてるんだぞ。Cyber Fight! いいか、よく聞け。お前らの思い通りに絶対にさせないからな」と新親会社に宣戦布告しながら、王者決定戦に真っ向から異議を唱えた。

 バックステージでも「俺たちにタイトルマッチの機会、与えたくなかったんだろ? おい俺はまだしもな、ここにいるだろ!? 北宮もいる、稲村でもいい、征矢もいるんだぞ!?」と強調。思わぬ“横やり"が入ったことで、GHCタッグ戦線にさらなる火種が落とされた。


【試合後の拳王&北宮&稲村】
▼拳王「おいCyber Fight!! なんでタッグタイトルマッチ、勝手に決まってんだ? GHCのベルトはそんな権威がないのか? 前タッグチャンピオンの言いなりなのか? 俺たちにタイトルマッチの機会、与えたくなかったんだろ? おい俺はまだしもな、ここにいるだろ!? 北宮もいる、稲村でもいい、征矢もいるんだぞ!? なんでだよ? なんでアイツらなんだよ! ましてや桜庭和志? なんで桜庭がタイトル挑戦できんだ? アイツ、ベルトなんてこれっぽっちも欲しくねえだろ!? 俺たちみたいにな、日々向上しようとしてる、日々ベルトを狙ってる、日々ノアを上げようとしてる俺たちに挑戦の資格があるんじゃねえのか? おい! いいか!! よく聞けCyber Fight!! お前らがそう来るんだったらな、俺たちも望むところだ! ぜってえ!!に負けねえからな!! 勝つのは俺たち……金っっ剛だ!」

▼北宮「帰るぞ!」

▼稲村「はいっ!!」

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