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8/22【NOAH】タダスケが電撃金剛入り 原田らに「“信念”持って屈辱味わわせる」

『NOAH the SPIRIT 2020(昼)』東京・新木場1st RING(2020年8月22日)
○原田大輔vsタダスケ×

 元RATEL'S勢と決別したタダスケが、電撃的に反骨集団『金剛』に加入。「RATEL'S不動の4番手」と見下してきた原田らに「信念をもって屈辱を味わわせる」と宣告した。

 8・10横浜文体大会でYO-HEYを裏切り、ノア参戦以降行動をともにしてきた原田&YO-HEYの元RATEL'S勢と決別。8・20後楽園大会ではYO-HEYを顔面パンチからの丸め込みで破って「好き勝手にやっていく」と宣言していたタダスケはこの日、原田相手の一騎打ちに臨んだ。

 怒りの原田がリングインと同時に奇襲。感情的に火花を散らしながらも、手の内を知り尽くす両者だけにハイレベルな先の読み合いも繰り広げた。

 終盤には原田がニーアッパーからのローリングエルボーをクリーンヒットさせて勝機をつかんだものの、タダスケはレフェリーの死角を突いた急所蹴りで片山ジャーマンを阻止。負けじと原田も再びニーアッパーを叩き込んでコーナーに上がったが、ここで思わぬ展開が訪れた。

 花道から覇王&仁王の金剛ジュニアコンビが乱入。コーナー上の原田を公然と転落させると、たちまち反則のゴングが打ち鳴らされる。場内が騒然とするなか、覇王&仁王と見つめ合ったタダスケは、そのまま原田に寄ってたかってストンピングを落とした。

 たまらず原田セコンドのYO-HEYが切れ込んだものの、タダスケはYO-HEYをパワーボムで原田の上に落として高笑い。大の字となった元盟友二人を眼下に、覇王&仁王と手を握りあった。

 戦前「タダスケはRATEL'S不動の4番手だった」と断じていた原田の頭上でマイクを握ったタダスケは、「原田、やっぱりお前は俺のことを4番手として見下しとったようだな。お前が順番決めんな」としたうえで、「今日から俺は金剛ジュニアや!」と宣言した。

 バックステージでは「順番つけて見下したヤツ…原田。俺が4番手やったら、お前は5番手、YO-HEYは6番手、俺らより下ってことや。ええか? これからお前らに信念を持って、屈辱を味わわせる」と宣告。反骨の復讐心とともに、“金剛のタダスケ"が突じょ誕生した。


【タダスケの話】「あいつらが自分勝手やっとたから、その間に俺も好き勝手自由に動いて、今日こういうことや。おい、俺は今日から金剛や、金剛ジュニアや。それとな、順番つけて見下したヤツ…原田。俺が4番手やったら、お前は5番手、YO-HEYは6番手、俺らより下ってことや。ええか? これからお前らに信念を持って、屈辱を味わわせる」

【試合後の原田&YO-HEY】
▼原田「どこ行った? 4番手、どこ行った!? 新しい仲間に助けてもうたんか、オラ。情けないのう、4番手。だからお前は不動の4番手や! わかるか、オイ。俺とYO-HEYでとことんやったるぞ、コラ。逃げんなよ。今日みたいに逃げんなよ、4番手」

▼YO-HEY「借りをしっかり返させてもらうぞ。俺と原田で、屈辱的なこの借りをしっかりと、あの4番手かどうか知らんけど、返していきたいと思います」

▼原田「ポンコツが! あいつもHAYATAも許さんからな」

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