9/6【NOAH】サイバーファイター?杉浦、N-1へ「決勝で桜庭と“GHCタッグ統一戦"」だ
『NOAH the SPIRIT 2020』静岡・ふじさんめっせ(2020年9月6日)
○杉浦貴&NOSAWA論外vs丸藤正道&YO-HEY×
『N-1 VICTORY』出場を控える新GHCタッグ王者の杉浦が、相棒・桜庭和志を決勝の相手に指名。前代未聞の“タッグベルト統一戦"をぶち上げた。
8・30川崎大会で桜庭とGHCタッグ王座を獲得。この日は“犬"があしらわれた杉浦軍Tシャツではなく、9月からノアの経営母体となった『Cyber Fight』社のTシャツを着用して登場、露骨な“会社の犬"っぷりを発揮して会場を笑顔にした。
試合ではN-1で同じBブロックに入った丸藤と色あせぬ熱戦を展開。最後は相手方のYO-HEYを予選スラムで下して、N-1制覇へ視界良しとした杉浦は、バックステージで前代未聞の構想を口にした。
まずはN-1決勝の相手に、Aブロックに入った相棒・桜庭を指名。そのうえで「このベルト懸けてサクと統一戦。ベルトは2つあるだろ! それを1本にまとめるんだよ!」と思い描いた。
2本のタッグベルトを1本にまとめ、N-1決勝で勝った人間しか巻くことが許されない“統一戦"。初ベルトを獲得したばかりの桜庭からベルトを取り上げるのはパートナーとして酷な気もするが、「まぁそんくらいの気持ちでね、せっかくだから。だから俺とサクで決勝やって、まずはN-1優勝だよ! その先は“一つ"しかないだろ? ノアの最強は誰か。それを示す」と“二冠"…いや“三冠"を見据えた。
【試合後の杉浦&論外】
※コロナ対策でゴーグルをしている馴染みのムービーカメラマンに絡み始め
▼杉浦「おい、ナメてんのか!? なんだよそれ。ゴーグル? なんで? コロナ対策? 違うだろ。笑かそうとしてんだろお前! お前このまま東京帰れよ!」
――そんなことより外は豪雨だが?
▼杉浦「ホントに?」
▼論外「俺が試合したから…」
▼杉浦「そうだな。前も(論外が)合同練習勝手に来た時、豪雨が降ったからな。たぶん論のせいだよ」
▼論外「…(笑) まぁ俺はN-1関係ないんで、あとは好きに…サイバーファイターとしての意気込みを」
※論外が一人去る
――9月から経営母体が変わって、早速新発売のCyber Fight・Tシャツを着込んでの登場だったが…
▼杉浦「会社の犬だよ。媚び売るの当たり前だろ! 従ってますよ、尻尾振ってますよ…っていうアピールだよ」
――…。N-1開幕も近づいてきた
▼杉浦「ウチらのブロックのほうがキツくない? チャンピオン・クラスがゴロゴロいて。まぁそこで勝ち抜いてこそ価値があるし」
――今日当たった丸藤とも同ブロックに入った
▼杉浦「まぁ、あの人(丸藤)も良く分かんないからね。今日も論外と遊んでたし…。まぁここぞ!っていう時は怖いんで。でも負けないよ。今やったら負ける気しない」
――別ブロックから上がってきて欲しい選手は?
▼杉浦「やっぱり、一緒にコレ(GHCタッグベルト)持ってる桜庭和志。んで、このベルト懸けてサクと統一戦」
――はい?
▼杉浦「だから統一戦」
――もともと一つの王座だが…
▼杉浦「でもベルトは2つあるだろ! それを1本にまとめるんだよ!」
――タッグベルトなのに、勝った一人しか巻けないベルトにすると
▼杉浦「そう。屈辱だろ? それも。まぁそんくらいの気持ちでね、せっかくだから。だから俺とサクで決勝やって、まずはN-1優勝だよ! その先は“一つ"しかないだろ? ノアの最強は誰か。それを示す。それだけ。そんなことよりお前ゴーグル曇ってきてんじゃねえか、そろそろいいだろ!」