9/10【WWE】ベイラーがコールを破って4年5ヵ月ぶりにNXT王座返り咲き
NXTが日本時間10日に配信された。
フィン・ベイラーがアダム・コールを破ってNXT王者に返り咲いた。
カリオン・クロスの返上によってNXT王座が空位となり、先週、60分アイアンマン戦による王座決定戦がベイラー、コール、ジョニー・ガルガノ、トマソ・チャンパの元NXT王者4人で争われた。試合はベイラーとコールが2勝タイで終了し、決着つかず。ウイリアム・リーガルGMが両者による王座決定戦を改めて行うことを決めた。
決着戦となった両者は白熱の攻防を展開。序盤、ベイラーがパワースラムからのエルボードロップで攻め込めば、コールも延髄斬りからのバックスタバーで反撃して譲らず。ベイラーがスリング・ブレイドを放てば、コールもシャイニング・ウィザードでやり返した。
中盤ではベイラーがスリング・ブレイド、ダブル・ドロップキックで攻め立て、必殺のクー・デ・グラを叩き込んだが、決定打とはならず。コールが足4の字固めでベイラーの左足を痛めつけ、スーパーキックから必殺のラスト・ショットを決めたものの、これもカウント2止まり。終盤にはパナマ・サンライズを狙ったコールだが、これを回避したベイラーがリバース1916を決めると、雪崩式1916をさく裂させて3カウントを奪った。
ベイラーが熱戦の末にコールを破って4年5ヵ月ぶりのNXT王座返り咲きを果たした。試合後のバックステージでベイラーはトリプルHやウィリアム・リーガルGMに祝福され、コールとも“Too Sweet"ポーズで互いの健闘を称え合ってノーサイド。「この10ヵ月間、みんながなぜNXTに戻ってきたのかと聞いてきたが、これが理由だ」と腰に巻いたNXT王座を誇らしげに示した。