プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

9/13【NOAH】潮崎N-1前に「勝彦ショック」払しょくの快勝 西永レフェリー30周年も祝福

『THE REVIVAL -復興-』石川県産業展示館3号館(2020年9月13日)
○潮崎豪&清宮海斗&谷口周平vs拳王&マサ北宮&稲村愛輝×

 GHCヘビー級王者・潮崎が『N-1 VICTORY』を前に“勝彦ショック"払しょくの快勝。今年30周年となる金沢出身・西永秀一レフェリーにも祝福メッセージを送った。

 この日は清宮、谷口とのトリオで、拳王&北宮&稲村の金剛トリオと対決。全員がN-1出場メンバーとあって、年間最大リーグ戦に向けて激しい火花が散ったものの、最後は潮崎がゴーフラッシャーからの豪腕ラリアットで稲村を撃沈し、N-1前最後の試合を制してみせた。

 N-1直前に“AXIZ"最愛のパートナーだった中嶋が衝撃の金剛入り。8月は拳王とのダブル王座戦で60分死闘ドローを展開し、タッグ王者決定戦では腕を攻められ続けていまだにテーピングが外せない日々が続く。“勝彦ショック"に「確かに身も心もズタズタでした」と認めた潮崎ではあったが、「でも、こればっかりはいつまでもメソメソ、グチグチしてられないから。俺は俺で、自分の道を進んでいきますよ。もう…対角線で向き合っていく存在になったんだと、中嶋勝彦は。そう分かったから」とようやく前を向いて、ショック払しょくを強調した。

 一方で試合後には、今年レフェリー生活30周年となった金沢出身の西永レフェリーをマイクで祝福。その西永レフェリーから勝ち名乗りを受け、GHC王者として臨むN-1制覇へ改めて気合を入れ直した。

【試合後の潮崎】
――N-1前最後の試合を勝利で飾ったが?

▼潮崎「N-1前の最後の大会…なんて考える余裕は無かったね。こうやってまた日本全国でね、プロレスリング・ノアの熱さ、素晴らしさ。それを広めていくことで精一杯で」

――右腕も左腕もテーピングにまみれて歴戦のダメージを感じさせるが?

▼潮崎「それも…自分の心の弱さかも分かんない。テーピングを巻いていることも。N-1に向けて、一日でも早く、このテーピングを無くして、決勝を目指して進んでいきたいね」

――中嶋勝彦ショックもあったが?

▼潮崎「確かに身も心もズタズタでした。でも、こればっかりはいつまでもメソメソ、グチグチしてられないから。俺は俺で、自分の道を進んでいきますよ」

――吹っ切れたと認識して良い?

▼潮崎「うん。もう…対角線で向き合っていく存在になったんだと、中嶋勝彦は。そう分かったから。そしたら後はどうするか。向かい合うだけでしょう」

【清宮の話】「おい拳王! 『N-1 ナメんな』だと!? 言わせてもらうぞ。俺はな、ノアの新しい景色のために、それを一番に考えた決断をこれまでしてきたんだよ! たとえそれが型破りな決断だったとしても、自分の信じた道だったらこれからも決断していくぞ! 中途半端じゃないんだよ! 『N-1連覇してノアの図式をぶっ壊す』だと!? そんなことさせてたまるか。俺がN-1 VICTORY初優勝でノアの新たな歴史を構築していく!」

プロ格 情報局