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9/14【大日本】岡林がストロング王座挑戦権獲得 気迫全開で菊田を真っ向粉砕

『ReOStaff株式会社presents 最侠タッグトーナメント2020〜1回戦』東京・後楽園ホール(2020年9月14日)
BJW認定世界ストロングヘビー級王次期挑戦者決定戦 ○岡林裕二vs菊田一美×

 岡林が気迫全開で菊田を真っ向から粉砕し、ストロング王座挑戦権を獲得。10・21後楽園で王者・大地に挑戦することが決定した。

 新型コロナ禍における自粛期間中のTVマッチからことあるごとにぶつかってきた岡林と菊田。7・24後楽園大会では6人タッグ戦ながら岡林がピンフォールを奪われ、因縁がさらに加熱し、ついに大地の保持するストロング王座への挑戦権を懸けての一騎打ちが実現した。

 のっけから2人は喧嘩腰のファイトを展開。岡林は逆水平、菊田は胸板への掌底を意地になって打ち合う。場外でも激情を発散しながらなおも激しいラリーを繰り広げると、2人の胸板は早くも真っ赤に。リングに戻っても壮絶な打ち合いが続き、岡林は頭突きを叩き込んだが、菊田も延髄斬り、ランニングローキックで応戦して譲らない。

 倒れた岡林を見るや、菊田は一気にダイビングフットスタンプを投下し、フィッシャーマンバスターの構えに。だが、踏ん張った岡林は投げ捨てジャーマンで逆転。鬼の形相で立ち上がると、気迫全開で串刺しラリアット、コーナー最上段からの雪崩式ブレーンバスターと猛攻を浴びせ、逆エビ固めでギブアップを迫る。

 しのいだ菊田は岡林のラリアットをガードすると、強烈なトラースキックを一閃。後頭部をサッカーボールキックで蹴り飛ばすと、右ハイキックの構えに。しかし、岡林の気迫は途切れない。その太い腕をぶん回して右足を弾き飛ばすと、右ヒザにもマッケンローを振り抜き、さらにショートレンジラリアット、正調ラリアットと剛腕を振り回して猛攻。最後はゴーレムスプラッシュで初挑戦を狙う菊田の野望を粉砕し、10・21後楽園大会での挑戦権を獲得した。

 試合後、戦いを見守っていた大地とリング内外に分かれて視殺戦を繰り広げた岡林。熱い気持ちは燃え上がるばかりで、「菊田! お前と戦えてよかったぞ、今日は。TVマッチからここまで来たけど、ガンガンやり合えてよかった。ありがとう!」と菊田に感謝すると、「もう気合いが入った。次、橋本大地。行くぞ、獲るぞ。絶対負けない。この気持ちがあったら絶対に行ける。見ててください。次は俺がチャンピオンとしてリングの真ん中に立ちます」と1年2ヵ月ぶりの王座返り咲きを予告した。

【岡林の話】「よっしゃ! よし! 勝ち取った。その前に、菊田! お前と戦えてよかったぞ、今日は。TVマッチからここまで来たけど、ガンガンやり合えてよかった。ありがとう! もう気合いが入った。次、橋本大地。行くぞ、獲るぞ。絶対負けない。この気持ちがあったら絶対に行ける。見ててください。次は俺がチャンピオンとしてリングの真ん中に立ちます。ありがとうございました。ピッサリ!」

【菊田の話】「ああ、負けた。ダメだったか。まあでも、あの人を超えないとなにも生まれないんで。あの人がいたから、俺はプロレスラーになれたから。その恩じゃないけど、それは俺があの人を蹴り倒した時にちゃんとお返しします。ベルトを獲ったら、俺にもう1回やらせてください」

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