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9/14【大日本】タッグ王者・アストロノーツが最侠タッグ1回戦突破、大谷&青木敗退も継続宣言

『ReOStaff株式会社presents 最侠タッグトーナメント2020〜1回戦』東京・後楽園ホール(2020年9月14日)
「最侠タッグトーナメント2020」ストロングブロック1回戦 ○野村卓矢&阿部史典vs大谷晋二郎&青木優也×

 BJWタッグ王者・アストロノーツが1回戦で大谷&青木に快勝し、2回戦での岡林&ストーム戦を決定。敗れた大谷&青木だが、「3本勝負のうち1本獲られただけだ」と負けを認めず、タッグ継続を宣言した。

 野村&阿部のアストロノーツがBJWタッグ王者として最侠タッグにエントリー。この日、初戦を迎えた。相手はZERO1大将・大谷とジュニア王者・青木の越境タッグだ。

 のっけから阿部と大谷が激しい打撃戦を展開。サッカーボールキックで蹴り合うと、青木が「大谷さん、あれ行きましょう!」と呼びかけた。鎮圧にかかるアストロノーツのミドルキックを二人して胸を突き出して受け止めた大谷と青木はフロントハイキックを同時に放って先制した。

 だが、アストロノーツも青木に的を絞ると、ミドルキックを交互に連打して逆転。野村がチキンウイングアームロックで絞め上げる。耐えた青木がハンドスプリングエルボーで突破口を開き、大谷が顔面ウォッシュや串刺しフロントハイキックで巻き返したが、野村は高速チョップ合戦で渡り合うと、串刺しランニングエルボー、ハーフハッチの連続攻撃に出てアストロノーツが主導権を奪い返した。

 その後も阿部がドロップキック、お卍固めで大谷を攻め、回転浄土宗をぶち込んだが、伊良部パンチを読んだ大谷は水面蹴りで応戦した。ここで青木が暑苦しくタッチを要求してリングイン。阿部と代わった野村にドラゴンスクリューをさく裂させ、サマーソルトドロップで攻め立てる。アストロノーツが交互に張り手をぶち込んで鎮圧にかかると、大谷がカットの構え。だが、青木は「大谷さん! 俺一人でやらせてください!」とアピールし、阿部をケサ斬りチョップで蹴散らす。野村の腕ひしぎ逆十字に捕まり、大谷も阿部のお卍固めでセーブされたが、大谷はそのまま阿部を野村の上に叩き落として青木を救出した。

 応えたい青木は野村の後頭部にミサイルキックを発射。タイガースープレックスを狙うものの、阿部が伊良部パンチをぶち込んで決めさせない。ならばと大谷がジャーマンで投げ飛ばしたが、野村がドロップキックで撃退。青木もケサ斬りチョップで粘ったが、張り手で黙らせた野村がドラゴンスープレックスホールドを爆発させて3カウントを奪った。

 アストロノーツが熱戦の末、大谷&青木を破って1回戦を突破。9・27名古屋大会の2回戦で岡林&ストームと対決することが決まった。野村が「勝って当たり前だバカヤロー」と吠えれば、阿部も「あいつら熱いかもしれないけど、そんなのわざわざ言う必要ないんだよ。見たでしょ。今日、俺らの方がよっぽど熱量ポイントだって100倍熱かった」と豪語。「よっしゃ。この勢いで優勝やな」と気勢を上げた阿部に、野村も「優勝が当たり前だと思ってるんでね。タッグのチャンピオンだから」と呼応した。

 一方、大谷&青木は無念の1回戦敗退。それでも試合後、リングに居残り続けて意地を貫き、青木は火祭りポーズを決めながらアストロノーツになおも立ち向かおうとした。大谷は「まだ1本獲られただけだ。これ3本勝負だから。あと2本獲ったら1回戦突破だ!」と言い放って負けを認めず。「いっぱい熱い奴とやってきたけど、お前と組めてホントによかった。お前がどう思ってるかわからないけど、俺はこれで終わるつもりはないからな」と継続を宣言すると、「ホットビッグジャパンにはまだまだ同志がいるからな。大日本さんが何と言おうと、もしかしたら俺が勝手に連れてくるかもしれないぞ」と増員もほのめかしていた。

【試合後の野村&阿部】
▼野村「勝ったな」

▼阿部「勝ったな」

▼野村「勝って当たり前だバカヤロー」

▼阿部「一言言うなら、あいつら熱いかもしれないけど、そんなのわざわざ言う必要ないんだよ。見たでしょ。今日、俺らの方がよっぽど熱量ポイントだって100倍熱かった。それだけだよね。そして試合後、勝ったあとのリングというのは勝者の場だから、敗者よりも絶対に先に降りないというのは教わったよね」

▼野村「ね。なかなか降りなかったな。さっさと降りろバカヤロー」

▼阿部「教わってきたことだから、意地でも敗者よりも先に降りれないんだよ。何されたって最後は勝者が残ってなきゃいけないから、俺たちそこは絶対譲れない」

▼野村「そうだね。長かったな、最後。なんで降りねぇんだ、あいつらは」

▼阿部「試合より長かったんじゃない?」

▼野村「さっさと降りろ。負けたんだから」

▼阿部「よっしゃ。この勢いで優勝やな」

▼野村「優勝が当たり前だと思ってるんでね。タッグのチャンピオンだから。次は?」

▼阿部「クワイエット・ストームと岡林裕二。最高の試合だよ。岡林さんと野村の戦いっていうのは見ていて焚きつけられるものがあるんで、俺もどんどん燃え上って凄ぇ試合しようと思ってる」

▼野村「俺ら3年組んでるからね。負けるわけがない」

▼阿部「付け焼刃じゃないんだよ。意思の疎通もとれていて、わざわざ今さら話すことなんかないんだよ」

▼野村「負けません」

▼阿部「よっしゃ。名古屋もよろしく。ナーシャ!」


【試合後の大谷&青木】
▼青木「アストロノーツどこだ!? ここどこだよ!?」

▼大谷「大丈夫!」

▼青木「リングじゃないの!? 大谷さん、勝ったんですか? 負けてないですよ。まだいけますよ!」

▼大谷「まだ1本獲られただけだ。これ3本勝負だから」

▼青木「あと2本!」

▼大谷「あと2本獲ったら1回戦突破だ!」

▼青木「よっしゃ! 獲り返しましょう!」

▼大谷「1本勝負なんて聞いてねぇからな! 2本目が必ずあるはずだ! 信じていこうぜ!」

▼青木「信じていきましょう!」

▼大谷「俺たちは絶対終わんねぇぞ!」

▼青木「2本目は負けねぇぞ!」

▼大谷「2本目、3本目獲れば勝ちだから!」

▼青木「勝ちだ!」

▼大谷「このトーナメントは全て…いや、俺は聞いたことがあるんだ。1回戦だけ3本勝負だって聞いたぞ。だから2本目あるから。負けたわけじゃないから」

▼青木「負けてないですよ」

▼大谷「相手の二人、勝った気でいたら俺ら圧勝してやる。あと2本獲れば勝ちだ!」

▼青木「足すくってやりましょう」

▼大谷「負けたわけじゃねぇぞ。まだ1本獲られただけ! 優也! いっぱい熱い奴とやってきたけど、お前と組めてホントによかった。お前がどう思ってるかわからないけど、俺はこれで終わるつもりはないからな」

▼青木「自分もですよ!」

▼大谷「勝手に会場に来て、勝手にお前の横に立ってるからな」

▼青木「はい! お願いします!

▼大谷「そんな空気の読めない暑苦しい奴らがホットジャパンだ。今日はホットビッグジャパン。このプロレス界をもっともっと熱くしていこう」

▼青木「熱くしていきましょう」

▼大谷「負けたから何だ? 1本獲られたから何だってんだ? 負けた人間だから強くなるんだ! 2本目はいつだ? 2本目3本目獲って、この1回戦を勝ち抜くぞ。絶対負けないぞ。優勝は俺たちだ!」

▼青木「このままじゃ嫌ですよ。もっと強くなりましょう! 今日はホットビッグジャパンで最侠タッグトーナメントいきましたけど、まだまだ熱い同志がいるはずですよね?」

▼大谷「ホットビッグジャパンにはまだまだ同志がいるからな。大日本さんが何と言おうと、もしかしたら俺が勝手に連れてくるかもしれないぞ」

▼青木「もっとホットでビッグな奴がいっぱいいるはずです!」

▼大谷「確かに大日本プロレスは熱いリングだよ。でもホットジャパンがもっと絡めば、もっともっと熱くなるぞ」

▼青木「熱く盛り上げていきましょうよ!」

▼大谷「とりあえず1回戦勝ち抜くために、気を抜かず頑張るぞ」

▼青木「はい!」

▼大谷「2本目3本目獲るから。3本勝負の1本目獲られただけだ。何も気にすることはない!」

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