9/24【NOAH】小川良成インタビュー 復活「桃の青春」小峠の挑戦資格に疑問符 ノア側に“とある要求"も
ノアジュニアの急展開を経て、10・11大阪大会で小峠篤司&原田大輔の“復活・桃の青春タッグ"の挑戦を受けることになったGHCジュニアタッグ王者・小川良成。
“桃の青春"再結成については、辛らつ(?)なワードとともに受け流したが、小峠の挑戦資格に疑問符をつけた。8・30川崎大会のGHCジュニアタッグ王座戦(小川&HAYATAvs小峠&大原)では、小川が小峠からギブアップ勝ちしたばかり。
実績的な上積みなく1ヶ月も経たずに再挑戦が決まった形なだけに、自身の納得と引き換えに、ノア側に“とある要求"も突きつけた――。
【小川良成インタビュー】
――後楽園での急展開があって小峠&原田組の挑戦を受けることが決まった
▼小川「まぁ急展開って言っても、周りが動いてるだけで俺らは変わってないからねえ。あのチームもユニットみたいになるのかは知らないけど、今のユニットって俺ら(STINGER)のほかには、FULL THROTTLEとアダムス・ファミリーと……」
――アダムス・ファミリー…?
▼小川「あ、ゴメン。金剛ね(笑) あとはNOSAWA&カズとか、いろいろあるけど、俺らは変わらないから。相手が誰になろうと。だって結局はYO-HEYと小峠がチェンジしただけでしょ? なんか凄い大がかりなカンジはするけど。あの二人の立ち位置が変わったところで、俺らが試合する分にはそんなに変わんないから」
――桃の青春タッグ復活となったが脅威には感じない?
▼小川「そもそも(小峠と原田が)ノアに来てから組んだチームだと思ってた。昨日さ、控室でHAYATAに『桃のなんちゃら…ってお前知らないだろ?』って聞いたら、『え?知ってますよ。大阪の頃から知ってます』って言われて、『え〜! あいつらその時から組んでたんだ…』って。まぁ、そんな程度の認識です」
――後楽園では原田に3カウントを奪われている
▼小川「うん、だから原田に『挑戦したい』って言われたら『仕方ないな』って思う部分はあるんだけど、小峠はタイトルマッチで俺らに負けたばっかりだからね。(※8・30川崎で小峠&大原組で挑戦して敗北) 『負けてる選手が1ヶ月も経たずに、すぐに挑戦できていいのか?』って控室で話はしたよね。そのあたりが、俺らとしては納得できてない」
――桃の青春タッグも実績のあるチームではある
▼小川「その“桃のなんちゃら"っていうチームが復活して、一部のブサイクな女の子たちは盛り上がってるのかもしれないけど、そんなの俺らからしたらカンケーないし。現に小峠には勝ったばかりだし。負けたばかりの選手でも、チーム復活させれば挑戦できちゃう…っていうのが、どうしても引っかかる。でも、もう大阪でのタイトルマッチは発表されてるんだよね?」
――10・11大阪大会でのタイトルマッチが即日発表された
▼小川「じゃあ、そのカードを会社が組むんであれば、試合順を(※同じ10・11大阪の)鼓太郎と覇王のタイトルマッチ(GHCジュニア戦)の後にして欲しいよね。見てきた限り、鼓太郎のシングルのタイトルマッチは盛り上がってるようには俺からは見えないし、こっちのほうが話題性とか含めて、いろんな意味で上なんじゃないの?」
――交換条件的な意味合いで…
▼小川「うん。なんかさ、試合って『シングルが上で、タッグが下』みたいな感じになってるじゃん。でも大阪はやっぱ逆だよね。俺たちの試合のほうが上だよ。前回負けてる小峠の挑戦を受けるんだったら、その要求は会社には聞いて欲しいよね」
――確かにタイトルマッチの試合順は『タッグよりシングル』が重んじられる傾向がある
▼小川「ほかにも『ヘビーはジュニアより上』っていうのもあるよね。そういう“ジュニアよりヘビー"とか“タッグよりシングル"みたいなのをぶっ壊したいんだよね。会社のほうも、もっとプロレス分かってる人がさ、色んなことを考えて欲しいんだよね。ポスターにしても試合もロクに見ないような人たちが考えると、色々おかしくなってくるワケでさ。そうでしょ? ヘビー級だって身長があって体重があれば…まぁ、ウチのヘビー級はみんな背低いけどさ。毎日たいして面白い試合をしてるワケでもなく、話題も考えずにポーッと試合してるようなヤツもいるワケで。まぁ、そんなところかな」