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9/28【WWE】中邑&セザーロがルチャ・ハウス・パーティ返り討ちでSDタッグ防衛 アスカはロウ女子王座死守、SD女子王座に緊急挑戦も2冠ならず

 フロリダ州オーランドのアムウェイ・センター「WWEサンダードーム」で行われたPPV大会『クラッシュ・オブ・チャンピオンズ』が日本時間28日、配信された。

 中邑真輔&セザーロがこの日のキックオフショーでスマックダウンタッグ王座戦に登場。抗争を展開中のルチャ・ハウス・パーティ(カリスト&リンセ・ドラドwithグラン・メタリック)を退け、防衛に成功した。

 先月22日のスマックダウンで中邑&セザーロはルチャ・ハウス・パーティを返り討ちにし、タッグ王座を防衛している。二人は試合前からチャンピオンラウンジでシャンパン片手に余裕を見せ、試合になってもドラド相手に中邑がニードロップ、セザーロがビックブーツやアッパーカットで攻め込んだ。

 ルチャ・ハウス・パーティも交代したカリストがクロスボディやDDTで反撃すると、ドラドとの合体DDTやムーンサルト3連打をセザーロに決めたが、カウント2止まり。中邑がリバースパワースラムでドラドをバリケード外に投げ飛ばすと、最後はセザーロのジャイアントスイングから中邑がキンシャサを叩き込む連係でカリストを沈めて3カウント。またもルチャ・ハウス・パーティを返り討ちにし、タッグ王座防衛を果たした中邑&セザーロはベルトを掲げて勝ち誇った。

 ロウ女子王者・アスカがゼリーナ・ベガをアスカロックで仕留めて王座防衛に成功。急きょベイリーのスマックダウン女子王座に挑戦したが、反則裁定で王座奪取ならなかった。

 ゼリーナを迎え撃ったアスカは序盤、ショルダータックスからアーム・バーで捕まえると、スピンキック、ヒップアタックと攻撃の手を緩めず優勢に進めた。しかし、鉄製ステップに叩きつけられると、左腕に集中攻撃を浴びてしまう。さらにハリケーンラナ、串刺しダブルニーで攻め込まれたものの、最後はアスカロックでタップ勝ち。ロウ女子王座を死守した。

 試合後のインタビューでアスカは「ゼリーナは危険な相手だったが、私には敵わない」と握手を求めた。するとゼリーナは手を合わせるジェスチャーで油断させてからアスカを襲撃。これに怒ったアスカは「しばくぞボケ! 腕折ったるからな! わかったかコラ!」と大阪弁でまくしたて、両者の遺恨が深まった形となった。

 この日、スマックダウン女子王者・ベイリーに挑戦するニッキー・クロスが欠場。ベイリーへのオープンチャレンジとなると、アスカがサプライズ登場。スマックダウン女子王座への緊急挑戦が決まった。

 2冠を狙うアスカはショルダータックルでベイリーに先制すると、ヒップアタックやアームバー、アスカロックと怒とうの連続攻撃で攻め込んだ。ベイリーもバックスープレックスで反撃したが、アスカの勢いに押されると最後はパイプ椅子攻撃に出て反則裁定。アスカの勝利に終わったものの王座移動はなし。2冠制覇はならなかった。一方、ベイリーは元盟友サーシャ・バンクスに背後からパイプ椅子や竹刀で襲撃されて大乱闘となり、両者の遺恨が激化した。

プロ格 情報局