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10/5【WWE】イオがキャンディス返り討ちでNXT女子王座防衛、KUSHIDAはドリームとの遺恨対決制す

 フロリダ州オーランドのWWEパフォーマンスセンター内「キャピトル・レスリング・センター」で行われた『NXTテイクオーバー31』が日本時間15日、配信された。

 KUSHIDAがベルベティーン・ドリームとの遺恨対決を制した。

 、NXT王座挑戦者決定ガントレット・エリミネーター戦でドリームの襲撃によって敗れたKUSHIDA。この日の一騎打ちが決まり、「ベルベティーン・ドリーム、お前を踏み台にさせてもらう。そしてNXTのメインストーリー、中心に躍り出てやる。新しいKUSHIDAは狂暴だぞ!」と報復を宣言していた。

 入場してきたドリームを背後から襲撃したKUSHIDAはハンドスプリング・ニールキックやアームブリーカーを決めて圧倒。対するドリームも雪崩式クローズラインで反撃し、KUSHIDAをケージに叩きつけるとアッパーカットやスリーパーで応戦したが、KUSHIDAはマサヒロタナカをぶち込み、ドリームをポストに何度も叩きつける。それでも飽き足らずドリームの左腕を鉄製ステップに固定すると、ドロップキックを発射。すかさずアームバーで捕まえてダメージを与えた。

 粘るドリームはサミングでKUSHIDAの攻勢を止めると、ドリーム・デスバレー・ドライバー、パープル・レインメーカーで逆襲したが、KUSHIDAはカウント2でキックアウト。再びドリーム・デスバレー・ドライバーを食らうピンチもしのぐと、最後はKUSHIDAがホバーボードロックで絞め上げてタップ勝ち。遺恨対決を制した。試合後も起き上がれないドリームにアームバーで襲いかかり、宣言通り“狂暴さ"を見せつけた。

 紫雷イオがキャンディス・レラエを返り討ちにしてNXT女子王座防衛。試合後、元同王者エンバー・ムーン、元NXT UK女子王者トニー・ストームが次々に宣戦布告してきた。

 挑戦者決定バトルロイヤルを制したキャンディスを迎え撃ったイオ。スプリングボード・ムーンサルトやダブルニーで先手を取ったが、キャンディスもバックスタバーやクローズラインで応戦。セントーンはイオが回避し、ダブルストンプからフラップジャックや619を決めたが、キャンディスも負けじとムーンサルトやパワーボムで反撃して食い下がった。

 譲らない白熱の攻防が展開される中、終盤にキャンディスのエルボー、イオのムーンサルトがことごとくレフェリーに誤爆してしまう。無法地帯となった中、キャンディスの夫ジョニー・ガルガノがレフェリーに扮して登場。高速カウントでキャンディスに勝利をもたらそうとしたが、復活したレフェリーと激しく衝突。そのスキにキャンディスのベルト攻撃を食らったイオだったが、雪崩式スパニッシュフライで逆転。必殺のムーンサルトを放って3カウントを奪った。

 ガルガノの介入に苦しめられたイオだったが、キャンディスを返り討ちにして王座防衛に成功した。試合後、会場ビジョンに元NXT UK女子王者トニーが現れ、「NXTに戻るぞ! トニー・タイムだ」と宣言し、イオを挑発。さらにバイクで会場に現れた元NXT女子王者エンバーもイオに宣戦布告。NXT女子王座戦線が混沌としてきた。

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